Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

病(愛)の不時着

 2020年に公開された韓国ドラマ「愛の不時着」は、公開当初こそ6%ソコソコの視聴率であったが、回を重ねるごとに上昇。世界中の眼がこのドラマに向けられた。

 

 この話のストリーは南鮮の富豪の娘がパラセールを愉しみながらも北緯38度線を声て北鮮国内に不時着し、北の兵士と巡り合う所からこの物語が始まる。

 

 本ドラマ、監督は別にして、台本、ストーリー、主演女優やセットが実にリアルでまるで北で撮影して来たかのように映る。北の電力事情や世相、国民感情や密かに北の兵士らが南に潜入し韓国文化に驚くといった場面は実に現実を反映している。

 

 捕虜交換でそれぞれの国に戻った二人は、その後逢うこともなかったが、最終回、スイスかどこかで再びパラセールを愉しむソン。やはり失速してセールを被ったまま着地。それを開けると、そこに立っていたのは当初であった北の兵士の将校。目を合せ再開する二人。これが大凡のドラマの流れだ。

 

 斯くいう当方もこれに嵌っていたからよく覚えている。純愛物語と云えばそれまでだが世情、両国の対立関係、住民の心根、貧困格差など社会的背景が微妙に垣間見て撮れる。そうした意味では男女の恋愛を通じた社会派ドラマだったかもしれない。

 

 さて今日はそんなことをお伝えしたくてカキカキしているのではない。特定健診の結果、尿蛋白(ほかの検査項目でも異常値多数)が異常値となったのはご案内の通り。急に心配となってかかりつけの医院を受診した。

 

 血液検査は後日となったが、ここでも尿検査で尿蛋白や尿潜血は検出されなかったものの他の項目で尿に異常値が出た。尿比重、ウロビリノーゲンとケトン体が異常に高い。糖尿病患者に多く見られる所見だそうだ。

 

 特にケトン体の検出はよろしくなく、これが続くようであれば病院を紹介し本格的な治療をしてもらうという。それに身体に異常を感じたらすぐに連絡するようにと厳しい指導を戴いた。これでは元の木阿弥・出戻りだ。思い当たる節はある、ガン罹患前の健常時と同じ感覚で毎日嗜んでいた「酒の呑みすぎ(不養生で自業自得)」が原因だ。

 

 どうやら、その結果不覚にも健康と病気の境界の三十八度線を越えてしまったようだ。これではいつまでたっても病態は改善しない。このままでは「愛の不時着」のようにハッピーなエンドは迎えられないかも知れない。