Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

とりわけ

 生活苦のため首は廻らないが、やたらと目まいが酷い。これが何によってそうなるのか一向に判らない。とりわけ、前からの主訴どおり駅の階段の昇降とエスカレーターの昇降車が上手くいかない。

 

なかでも、乗る時にどのタイミングで足を出してよいのかが判らなくなり、覚束なくよたる時や転倒しそうなこともある。なんでこうなるのか不思議でならない。

 

 帰り道、駅前のいつものスーパーに立ち寄った。よく見た光景ではあるが、腰の曲がった母親と、かなり大き目の年老いた父親の老夫婦。それに父親より背丈の高い青年。

 

 一見してこの青年が異常児であることが判る。喋りと言い両親に手に取ってもらう行動は明らかに普通ではない。ただ、こちらから見ると不自然であっても向こうからすればこちらの方が異常に見えてるかもしれない。

 

 よくぞここまで、育てて来たな!と反面これからこの先彼はどうして生きていくのだろうと、他人事ながら不安になる。知り合いの中にも術中の麻酔失敗で心と頭が不自由になった30歳過ぎの青年がいる。未だかつて母親との添い寝でなければ就寝できない。

 

 みな生まれながらにして、こうした不幸や寿命を背負って生きている。だからこそ幼子が交通事故に遭って命を落とすこともあれば、子を産んですぐに命を失くす母親、結婚式から一年も立たずに亡くなる新郎や新婦。

 

 こんな事が良いのかと現実の目の前の悲劇に言葉もない。人は何故に産まれて、何故に死んでいくのだろう。今日は大好きだった従弟のご命日、男三人兄弟の総領、そのあと次々に弟たちが後を追うように兄弟が亡くなった。

 

 目頭の涙を押さえながら、こんなことをことを書かなければならないことが辛い。それほど人生は皮肉、無情、非情に包まれているのかもしれない。明日もとあるご母堂様の御命日だ。