例年この時期になると、来年の手帳とカレンダーを求める。手帳の頭に一年間のカレンダーが附いている。ここには対象者の御命日、誕生(生誕)日、結婚記念日、年金受給日や各種のイベントなどが記入されている。
一目で分かるようにと蛍光マーカーペンで色付けされている。慶事はピンク、弔事はブルー、イベントはオレンジ、それに年金受給日はグリーと色分けされている。不思議とイエロー蛍光ペンは使わない。
現役時代、散々使ったものだから一種のアレルギーがあるのかもしれない。これ翌年のカレンダーにも反映されていて、毎月25日過ぎに冷蔵庫ドアに張り替えている。
ただ、残念なことに知り合いや親戚縁者の命日が毎年毎年増えていき、青く染まる数が増えていく。とりわけ特定月に偏っていて、この12月もその該当月だ。寒さが増すとそれだけ亡くなる人が多ということだ。
この作業が一巡すると次は年賀状の作成に取り掛かる。毎年のことだが少しづつではあるがこの作業が負担になってきている。これも歳のせいなのか。。
明日は内に付き添って大学病院を受診する。もう内には両親は亡くなり、兄弟もこれまでも全員が亡くなっている。つまり身寄りが一人もいないということだ。大事にならないことを祈るばかりだ。