来たとこよりも遠かった(^^♪、こんな歌も流行った頃を知っているお主も古株。
四十路、五十路に還暦と気が付けばもう古希だ。何も判らなかった若い頃、無我夢中、ちゅん中々で走った青年壮年期、やっと迎えた勤め上げた定年。
授かった子供に孫たち、伴に戦い、それを愚痴も溢さず走り抜いて来た戦友。振り返れ ば来た道より往く道の方が圧倒的に短い。
一日千秋、10年ひと昔というが、これからの10年は苦難が容易く想像できる。いつの間にか足腰は曲がらず体力は落ち、死に際迄だ。看取るまでの生き心地を振り返るに我なりにいい人生だったのかともじっと掌を見るが、心配だらけでも自他ともに何もできない・・・!
どうやらこの先穏やか余生をとはいかないようだ。これから一波乱も二波乱もありそうだ。そう簡単に幕はひかせて貰えなさそうだ。戦友然り、苦しんで、苦しんで、辛くさらに多くの傷を負わなければ、冥土には旅立てないようだ。