Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

握力低下が衰弱の予兆

 「がんばらない」の作家でもある鎌田實医師(諏訪中央病院名誉医院長)が先日TV出演していて、握力低下は認知症、心臓病や脊椎症などさまざまな病気因子から惹き起こされるという。虚弱、衰弱、体力低下でも起きるという。

 

 その目安は、瓶の蓋が明けられない、もっといえばペットボトルの蓋が開けられなくなったら要注意だそうだ。

 

 ただ、筋肉が減っていくのは年のせいだけではなく、筋肉が減っていく病気「サルコペニア」っていう病気もあるそうだ。簡単に言ってしまえば「細胞死」や「筋繊維死」ということだわな。

 

 寝たきり老人状態にある当方も筋肉がなくなって腕や足が一回り以上細くなってきた。やはり、元気な状態を保つには、丈夫な骨や筋肉があることが大事だ。もし、いくら運動をしていても、食事をとっていても筋肉がなくなってきたらこの「サルコペニア」という病気を疑ったほうがいい。

 

 このサルコペニアは加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や下半身・体幹の筋肉など全身の「筋力低下が起こること」を指す。または、歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、一般的には「身体機能の低下が起こること」をいう。

 

 この病気、癌や虚血性心不全、末期腎不全、内分泌疾患などの疾患によっても惹き起こされる。筋萎縮症の一種だが糖尿病でも起きる。先日のトレッキングでまだ多少筋肉痛は残っている。でも筋肉痛があるということは古い筋肉が死んで新たな筋肉が再生される時に起こる。だから決して悪い痛みではないが再生にこれほど時間がかかるとは老化の感は否めない。

 

 毎日の日課として早朝散歩だけは続けようとしているが、距離も歩く時間も短くなり風が吹けば散歩には出かけないし、天気が悪くても歩かない。つまり暑いとか寒いとか何かしらの理由をつけてさぼり癖が付くようになった。

 

 スポーツジムにもいかないスポーツもしないで体に負荷をかけないものだから、身体がどんどんと弱っていく。このままでは、脳みそが「サルコペニア」になってしまうかも知れない。ただ、サボる理由(言訳け)だけは反射的に浮かんで来る。