Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

功罪逆転

 どうでもいい話だが、その昔は上司から「死ぬ気で働け!」とガツンと言われたものだ。でも最近はこの手の上司は部下や若者から敬遠されるという。優しく丁寧に仕事を教えてくれる上司が憧れだそうだ。

 

 何を甘いことを云ってんだ!とも言いたくなる。時代がそうしているのか、それとも気風や社風、それに組織全体が変わったのかもしれない。でも、昔から変わらぬ上司像がある。それは「言動一致」している上司像だ。

 

 さりとて、これとて我が身にすれば違う。「そんな殺生な」、「そんな無理難題を」、「そんなご無体を」なんてことはザラだった。こうして鍛えられ、粘りがでて、ガマンも効くようになったなったと信じている。

 

 話は変わるが、人が亡くなるとその人のことは悪く云わないことは先日の通り。でもこれが過ぎると、美化、美談や人となりが勝手に作り上げられてしまい。終いには英雄、ヒーロー、時代が生んだ寵児とか歴史的人物に勝手に後世が作り上げてしまう。

 

 こうして史実は曲げられ、歴史がウソだらけになる。「本当は・・」なのである。大河ドラマなぞはその典型で視聴者ウケするように勝手に作り変えられてしまう。日本史も世界史も、教科書に書かれていることはまず疑ってかかった方がいい。

 

 場合によっては功罪が逆転して、いつのまにか極悪人が神格化されてしまうことだってある。世間が狭いといわれようが常に猜疑心や疑いをもって臨んだ方が良い。マスゴミ報道然り、何度も特殊詐欺に引掛かる人然り。

 

 上からガツンもそうだが、「ちょっと待てよ・・」と思うことも肝心要。人が良いだけではこの先生きてはいけない。