コロナ禍によって、二年前から始まった非日常生活。何も変わっていないのになんだかこれを克服したかのように世間が浮かれ始まった。やれ桜の開花だの、花見だの、大型イベントの再開だの、飲食店の営業再開だの・・と。
むしろ、世界的な有事や自然災害や事故、事件や物価の値上がり、北のミサイル発射や医療環境などを考慮すれば、むしろ当時に比べ事態は相当に悪化している。どうみてもそう見るのが冷静な判断だろう、
そんな中、プロ野球が開幕した。スタンドは観客で埋まり、笑顔や歓声が響き選手やビッグボスらの「ぱふぉーマンス」が目を惹く。
反面、以前にも批判したセンバツ高校野球も始まり、二回戦を前に前日に選手が新型コロナの感染が判明し対戦を不戦とした「広島商業高校(広商)」。なんと気の毒にこれまで努力してきた選手たち。
これでは出場しただけでゴールテープを切れないままに直前での退出となった。プロ野球の開幕試合に比べ何と皮肉な光景だろう。
それにしても、「梨園」がヤケドと浮かれた話に炎上中だ。どこまで行っても何が起きても彼らは懲りない。彼等は「非日常生活」はない特権階級だ。こうした連中が日本の伝統文化を伝承しているとは余りに情けない。
相変わらず性悪の彼らの「密語」、「密着」、「密会」の三密は変わらない。