Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

オール電化

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 困るのコトヨ!スーパーの商品棚は照明が消されている。流石に冷凍食品やアイスクリームなどのコーナーでは照明も電気も通っている様だが、飲料水コーナーは普段冷温陳列されているものが常温陳列となっている。

 

 どれほどの効果があるかは疑問だが、広告塔、看板、イルミネーションや東京タワーまでもが夜間のライトアップを控えるようになった。東電の発電所障害により至る所で節電が叫ばれている。家庭でも20℃の暖房とか照明、暖房器具の利用控えが勧められている。

 

 20℃の暖房って何?意味ないじゃん!寒い折は着こんで電気毛布や炬燵の電気までこまめに切るようにだと・・???中には、風呂場の照明を落として暗がりの中、ローソク一本で入浴する方もいるという。これって一体何、屁のつっかえにもならない。むしろ電車を間引きするとか、大口需要の工場のラインを一旦停止するほうが効果は絶大だ。

 それにしても、どうして、日本人というのは斯くもノリ易く、見せかけのパフォーマンスに踊らされるのか?バカすぎて話にならない。ことは簡単、電力会社が計画的に電力供給をストップ(計画停電)すればいいだけのお話しじゃないの。そのくせバカの一つ覚えのように、原発反対、安保反対、憲法改正反対とどこかの夜盗ではないが何でも「反対!反対!はんた~い!」だとよ。

 

 さて、ここからは深刻な日常生活。老夫婦二人だけの家庭では、とんだことも起きかねない。失火、空き巣に事故、ケガに病気・・・と不安材料を上げると枚挙に暇がない。

 

 そんなことがあってか、いまから十数年前、それまでの火を誓う調理、風呂などガスや灯油のストーブなど火災の原因となるものを、一念発起一掃し家中を「オール電化」に一新した。勿論、風呂の沸かし湯は夜間電力を利用したエコキュート。調理器具は全てIHに切り替え、拙宅の屋根の上には太陽光発電パネルが燦然と輝く。

 

 ただし、悪天候のうえ停電ともなると、これが全くの不便というか、生活にならない。煮炊きは勿論のこと、炊飯や風呂、場合よっては水道もでなくなる。そうなると冷たい便座に腰かけて用を足しても水が流れない。そうなるとやにわにカセットコンロを持ち出し鍋料理やお好み焼きといったパターンになる。

 

 ただ、ご心配ななかれ、車には非常用バッテリーを搭載。ガソリン満タン、それに飲料水は2リットル×6×5箱、またシュラフなどを始め、山用品がフルセットにある。山を経験しコツコツと道具を用意してきたことがここで利活用できる。そういえば、東日本大震災時、これで助かったことを思い出した。こんな事態はチョロい、チョロい・・。