Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

つをーい人

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 世の中にはその道に精通した人が多く、プロ、セミプロ、熟練者、達者や目利き、鼻勘、肌感の優れた方には頭が下がる。これは練習、稽古や、訓練、経験の差にも依るものだろうと思うのだが、そもそも人間はいろんな才能や天性があって、そこを繰り返し刺激すると開花するのではないかと思うようになった。

 

 例えば、スポーツ選手もそうだが繰り返し、繰り返しするたびに一定のポジション迄は行ける。その先はというと何とも言えない処だが、その先はセンスや天性といった言葉でしか言い表せない。

 

 歌唱力や(絶対)音感の良い人は、マイクを口元に近づけないし声は喉からではなく腹式から音を出している。楽器の演奏もそうだが、無闇に頭や体でリズムを取るような演奏者はまだまだで、ブレずに淡々と曲に乗る奏者の方が上手い。実力者は間の取り方が絶妙で引き手速さと次の一手が迅速だ。

 

 スポーツも同じで体幹(感)が狂っている人は、無駄な動作やおしゃべりが多く軸がブレやすい選手はそれ以上は伸びず現状が精一杯だろう。これは全ての「道」にも繋がることで、人の生き方とて亦同じことだ。態度が豹変したり毎回言うことや主張が変わる人間ほど信用が置けないというのはそういうことかもしれない。

 

 妙な処で力むとその力が散漫となり、余計な処に力が入ってしまい本来の力量が発揮できないことだってある。いつもの呼吸で、いつもの歩幅で、いつものリズムで生きていく、向かっていくのが貴方の底力ではないだろうか。