この花の名前を知っている方は少ないだろう。この花、山中でもよく見かける花だが、満開となると花弁が下を向き、頭を垂れる。珍しい花だ、以前、このブログでも紹介した「麦と兵隊」と、現役時代の高慢な当方の態度に、今は亡き先輩役員に諭されたことがあった。麦は踏まれると胸を張るとスクっと立ち上がるが、稲は実るほど頭を垂れる。「偉くなるということは、そういうことだ」と・・。
地位や名誉それに名声などを追い求めたところで何にもならない。そんなちっぽけな人間になるなと・・。この花のハナ言葉は「忠実な愛」だという。
昨夜、とある方の夢を見た。何故か分からなかったが予想だにしていなっかった人だ。ふと、思いだした。年明けにはオヤジとお袋の１３回忌と７回忌をやらねばと、急に忙しくなってきたことを知らされたようだ。
これも何かのご縁。人は偉くってなればなるほど、「龍王菊」のように頭を垂れることが肝要だ。そこでふんぞり返って、横のモノを縦ともしない御方、謙虚に忠実に健気に生きた方がご自身でも納得できるのでは・・・かと？
もう一度、この花の花言葉をご確認されたのは如何だろうか？
