Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

習い事

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 50(歳)の手習いとよく言われるが、習い事は若ければ若い時の方がいい。楽器、ダンス、スポーツ、習字に舞踏といくらでも習い事はある。身体が若く頭も柔らかいので吸収も早く、覚えもいい。

 

 子供たちには同じ条件を与え、やりたいということは兄弟で全てやらせた。一番良かったのは「書道」だ。全員が有段者で大人になっても当方より遥かに字が上手い。頭が良くても学歴があってもよれよれの字体では「おバカさん」に見えてしまう。

 

 そこにいくと字が綺麗だとなんとなく、聡明に見えて賢く映る。今ではそのことだけでも良かったと思う。それに体を動かすことも大事だ。書道と同じく小さい頃から「剣道」も兄弟揃ってやりたいというので、小学生の低学年からやらせ、一番上は女ながらに大学時代までその道を通した。勿論のことではあるが全員有段者。

 

 その後、それぞれの道は違い。或る者はIT企業に勤め、また或る者は金融機関に進み、また或る者はデザイナーの道を選んだ。それぞれ異形の分野だが何かしら幼き頃の経験や体験は生きているはずだ。

 

 横道に逸れて危ないことも、羽目を外して親が学校に呼び出しを喰らったこともあった。池袋の公園の噴水池で泳いだバカもいたり、夜祭で滑り台から転落した奴もいたり、行方が判らなくなった時代もあった。

 

 その子らは無事に育って、皆、世帯や家を持ち子供もいて、どうにか暮らしているようだ。しかも全員が40歳台だ。この徳兵衛も年を取るわけだ。お迎えはいつ来てもいいが、誕生日、盆暮れ、お歳玉、クリスマス、七五三に節句と毎年、毎月どうにかかの理由があって孫たちへの出費が嵩み、これでは当方の葬式代も出そうにない。

 

 そんな孫たちも、それぞれ習い事をしているようだが、長女の子供は先ごろからバレエ教室に通っている。一枚の孫の写真がLINEで送られてきた。兎に角小学校入学前だというのに体が柔らかく、毎日真剣にレッスンをしているとの由。全開脚をしながら上半身をくの字に曲げてこれが脚に乗っているではないか?

 

 もし当方がそんな事をすればアバラ骨が折れ、腰骨や背骨はぐちゃぐちゃだ!そんな折、次男一家が遠路はるばる拙宅に家族全員で押しかけてくる。散財は覚悟だがまあ賑やかな週末になる事だろう。

 

 理由は至って簡単。「親父とお袋のコロナワクチンの二回目の接種を終え落ち着いたから無心に行く」との由。まあ、こうして子供や嫁さん、それに孫の顔が見れるのはうれしい限りだ。寝込んでしまえばそんな訳にもいくまい。ああ、アリガタヤ、ありがたや!

 

 時に昨日の受診、医師から云われたが「コロナに対する抗体は女性に比べて男性は2倍以上の速さで消失する」という。50の手習いどころかこちらで命を落とすかもしれない。