Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

エビのシッポ

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 「天ぷらには天つゆか塩か」、「鳥の唐揚げにはレモンか」、「アジフライにはソースかしょう油か」などの論争は多いが、これを解消するには、先日述べたように何でもかんでもにマヨネーズをかけて食するのが、この論争に歯止がかかる。

 

 ここにきて、もう一つ、小魚の骨や海老天ぷらのシッポを食べるか・食べないかの論争が激しい。

 

 魚(特に鯛の骨)の骨については、医療的には、「魚の骨が喉に刺さったと思ったらごはんやパンを飲み込め」といわれてきた。どうやらこれも迷信らしい。場合によって内視鏡検査で、食道を貫通していた魚骨が、胸部大動脈にまで達していることが判って、開胸手術を余儀なくされることもある。ほっておいて自宅死するケースさえもあるという。これについては魚骨に限らずエビの尻尾を食した時にも同じことが云える。

 

 栄養価が高いといって、子どもやお年寄りにエビの尻尾まで食べさせることには十分気を付けた方がいい。日本人全体でみても60%が尻尾まで食べないと云っている。ただ、都道府県別にみると「尻尾まで食べる派」が80%を超える府県もある。新潟県、長野県、愛知県、京都府大阪府香川県、鹿児島県だそうだ。たかが尻尾、されど尻尾なのだ。

 

 なぜこんなお話を採り上げたかというと、先のズ民党総裁選を前に行われたタウンミーテングで、小学4年の男子児童が各候補に向けて「エビフライの尻尾は食べる?」という質問を投げかけた。

 

 それに対して岸田氏(現総理)は「質問ありがとう、エビの尻尾を食べるか食べないか、これはですね、うーんまず、味として食べる食べない好みがあります。栄養と考えたらカルシウム等の栄養価があるから食べようと思う人もいるかもしれません。食べるか食べないか、みんなの考え方次第と思いますので、誰かが決めることではなくして、自分一人一人で決めることだと思います」と回答した。

 

 次の高市氏は「早苗おばちゃんはですね、尻尾は食べるんですが頭はよう食べません、目があっちゃうんで気の毒になってしまって」と回答。野田氏も「かりかりしたのとか塩焼きのかりかりは食べますが、お刺身の尻尾はグニャグニャして気持ち悪いので食べません」。河野氏は「エビフライの尻尾は食べません。天ぷらを食べるときは食べます。以上です」と答えた。

 

 これまさに、今のズレ民党内での政策論争(不調和音)と同じ構図。千葉八区では過去に「蓮舫議員をレンポウ」と、「パソコンには触ったことがない」と豪語したり、「オリンピック関連費用の一部1500億円を1500円」と言い間違えたり、「水泳の池江選手に対する暴言」といい、失言の多かった元閣僚のサグラダヨスタカが当落線上にあるという。

 

   エビの尻尾論争と同じで、世の中が鬱陶しいだけでは済まない、今週末の衆議員選挙、与野党とも、どの候補も決め手に欠く。思いがけずにエビの尻尾や魚骨が引き起こす重篤な事例(落選者)が全国各地で多数発生しなければよいが・・。時に貴方はエビのシッポ召し上がります~う?