人の心は、傲慢で邪だ。それを端的にあらわしているのが「ガチャつ!」だ。時として運命は帰らずもないのに、この言葉を使って逃げまくる。いつの間にかこんな風潮が世に拡がり始めいている。
「親ガチャ」、「子ガチャ」、それにしても最近は「上司ガチャ」に「部下ガチャ」もある。この世に生きて、悪いのは親であり、そこに産まれた子であり、就職先に至っては恵まれなったのは上司であり、部下であり、そして先輩であり同僚にもその責任があると溢す。
人の世は云うまでもなく、自身では選べるはずもない。それを悔いて嘆いたところで先へは進めないだろうに。時として、彼氏や彼女を悪者にして挙句には結婚が間違いだったという始末。
耐性力というか忍耐力というか、随分とあれほど強かった人間がこれほどまでに落ち込んで先を見失うとは情けない。この世の全てのことを「運命論」で始末しようとするこの風潮!一体オマエ「何考えとるんじゃ!」
それにしても、地元山梨での事件が大杉。犯罪立地県と揶揄されても仕方あるまい。このざまでは何とも言えない。