Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

乗車の法則

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 願ったものは叶わない。進んでるつもりは後戻り。ご存知これは「マーフィーの法則」、時として予見、予測したモノとは逆の結果が出るケースが多いと、期待より期待の裏切りの方が圧倒的であると戒めにも似た法則だ。

 

 いよいよ10月に入りましたが、昨日の診察結果は後日ご披露するとして、病院までの往復の電車内での光景を見た目でご報告したい。

 

 階段、エスカレーター直下の車両には混雑が予想されるため乗客は乗りたがらない。空席があっても先頭車両か最後尾に足を運ぶ。そして七人掛けのシートは両脇から座るのが心地いいらしい。中央に座って両脇を責められるのが「ウザイ」のは心情としてよくわかる。

 

 次第に混雑してくると、一つおきに着座する。それでも乗客が多くなると不思議な現象が起きる。隣の席が女性だとその横に必ずと言っていいほど女性が座る。同姓だから安心感があるのだろう。それでもなお混雑して立脚となると、女性の前に女性が立つのだが、時として妙な男性がわざわざ女性列の前に立つことがある。

 

 それでも混んでくると立ちっぱなしの女性同士で「押した、押さないの」と、いざこざが始まる。ともすると声のデカイ、ガタイの大きい女性が分がいい。七人着座して6人は必ずと言っていいほどスマホや携帯電話をいじっている。

 

 コロナ禍の折、マスクをしている乗客も圧倒的に多いが鼻マスク、無マスクの不届き者が一車両に数人いる。それに相変わらず大声でダベル中高年女性が多い。そうした時は当方黙って車両を替える。さらに、足を貧乏ゆすりするサラリーマンもこちらも落ち着かず気にかかる。

 

 車両を変えて、驚いたのは、前の席に座った清楚な美形のロン毛の若い女性だ。躾がいいのか、育ちがいいのか、つま先をきちんと揃えながらジャケットを脱ぐと半袖姿。と、よく見ると白い肌の両腕に彫り物があった、左腕には桔梗かリンドウが彫ってある。そして右腕の内側には何やら英語の単語が刻まれている。

 

 年端のいかないこの女性の姿に驚きは隠せない。自分だけの時代と世界で済めばいいのだが、将来子供が出来て母乳する際に肩をむき出しにした時にそれを見た幼子はどう思うのだろうか?親一代で産まれて、つくり上げた体に穿刺を入れるとは・・情けなしというよりは哀れにも思えて仕方がなく、むしろ哀しい思いに陥った。厭な都会の一面を覗いてしまった。