Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

親兄弟と言えども

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 その先に一歩踏み入れてはならない領域がある。幼き頃よりそこに踏み入った感情や記憶は生涯引きずってしまう。それだけに若き頃の印象は後に曳く。それは血を分けた兄弟に限らず、親子とて同じことだ。

 

 誰しもに云えることだが、関与せず、無関心を装った方が何事も上手くいくのかもしれない。

 

 先日、先日BSTVかで「ボクサー兄弟」という番組をたまたま見た。兄弟ともにボクサーだが、先輩の兄(リョウメイ)は一向に一勝もできず、才覚に恵まれた弟(恒成)はプロデビューする。結構見応えのあった番組だった。

 

 父親が云うには、同じように育てて、同じように練習させてどうして、こんなに違いが出るのかと嘆いんでいた。でもその恒成も井岡戦いで惨敗。しかし、兄は弟に頭を下げてスパーリングに臨む。そしてこの東京五輪で銅メダルをやっと手にした。その時、TVをみていた弟恒成の涙がいかにも辛くも美しい。

 

 兄弟姉妹というのは、血を分けた存在だからこそ、兄を越えたいのが弟、父を越えたいのが息子。それが故に肉親の愛憎は倍加する。それとて親子や血を分けた親族もも同じだ。と、父は回顧する。