予想はしていたが、ここに来てコロナ禍の局面が大きく変わって来た。入院、治療もできないとなると、もはや座して死を待つしかあるまい。重篤化すれば意識はないだけに患者本人は苦痛を味わうこともない。
ただ、酸素欠乏となっての発熱、肺炎などの中等症となると、そりゃもう息苦しさがハンパナイという。罹患した患者の声を聴くと異口同音に「これまでの人生で経験したことのない途端の苦しみ」とか「死を覚悟した」などのコメントが寄せられている。どうやらここに来て医療用酸素不足と気管挿入時の麻酔薬が不足しているともいう。
話は変わるが、戦争、紛争、有事、飢饉、政情不安、クーデター、天変地異、今回の疫病蔓延など、社会や世界が混乱すればするほど報道機関や新聞社は儲かるようにできている。日本における戦時下を見ればそのことが良く解る。時の政権や軍部についた方が購読者は伸びるわ視聴も多い。まあ、災難、不幸に乗じた方が「カネ」になるのだ。
それでは、今日は趣向を変えて「医療関係者へのエール」に加えて「希望を捨てずに」と「真夏の夜に夢でもみましょう」のメッセージをお贈りいたしましょう。