今度は小山田圭吾、開会式楽曲担当チーフが過去の同級生や障害者へのイジメ、筆舌に尽くしがたい虐待や犯罪に近い行為が有って辞任した。開催直前になっても未だにケチが尽き止まない東京五輪。まあ、D’ntモーリー組織委員会前会長も男女差別発言で辞任に追い込まれたから似たようなものだが・・・。
とりわけ建築家を含む演出家、統括責任者、デザイナーなどのクリエーターや絵本作家にまで問題が余りに多い。それにバブル方式を取るなどと威勢のいいことを言っていたが、感染者や濃厚接触者の増大、プレイブックルール無視のスタッフや関係者の気ままな言動。
挙句には競技場内での女性ボランテイアに対する性的暴行事件に薬物感染者逮捕などと不祥事、不手際に口先三寸での場当たり的対処と挙げだせば切りがない。
そうしたことに嫌気が差したのか、国内企業の筆頭ゴールデンスポンサーのトヨタ自動車がオリンピック関連CMを全て通常CMに差し替えると言い出した。それに豊田社長も開会式をボイコット(後にパナソニック、経団連、日本商工会議所や経済同友会も追随)。またぞろ、NTT、味の素やNECなど他のスポンサーの動きも気にかかる。
トヨタは、最低限、選手移動用の3,000台にも及ぶ電気自動車の提供は惜しまないものの、必要最低限のスタッフだけに限って自社員協力派遣とするようだが、ボランテイアや社員の競技場内への立ち入りを厳しく禁止するオフレを出した。世界のトヨタが本気モードで憤怒している。
まあ、組織委員会が全くのド素人集団で全然機能しておらず烏合の集団。パソナ、電通等の外部企業に丸投げだから勝手三昧をされても仕方がない。これでは安心・安全どころか不安・危険なオリパラになりそうだ。
最悪の場合、競技中止どころか、開催途中で大会そのものが取りやめになることも考えられる。まさに「あっそう副総理」が、かつて公言した「呪われた五輪」が現実になるやもしれない。
天皇陛下をお招きしてまでもの無観客開会式。とんだ恥リンピックだ。きっと、この東京五輪は「負のレガシー」として広く後世にまで語り継がれることだろう。そうした意味では歴史に残る大会(「恥リンピック」)だ。
否が応でも明後日の今週金曜日(7/23)には全世界が注目(嘲笑)する開会式が執り行われる。