Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

以前掲載の続き「コロナ禍後の社会を考える」(その2)

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 新型コロナウイルスは2019年12月中国でまるで生物化学兵器の実験をしたかのように感染症患者が確認され、瞬時にして武漢を都市封鎖。一週間足らずで大型隔離病棟の建設と一党独裁ではならぬ統制力を見せつけた。

 

 それ以降、世界的に爆発的な感染拡大(パンデミック)。これによって、リーマンショック以上の世界的経済混乱を招き、それどころか世界中に大きな健康被害や死者が街にあふれ、日本国内ににも甚大な影響を与えている。もはやこうなるとどの国も例外なく世界戦争の真っただ中に立たされている。

 

 パンデミックによって各国の景気悪化が心配がされる一方で、国内では多くの企業がテレワーク(在宅勤務)への移行を進めている。これまで課題とされてきた「長時間労働の是正」、「柔軟な働き方がしやすい環境整備」など働き方改革にとってはフォローの風だ。

 

 だが、これはマヤカシ、世間ズレしていない企業イメージを定着するために急ぎリモートワークに着手したものの、親方、弟子に上司に部下の関係が長年培われてきた組織、さらに親父が在宅でズーとお家で仕事では家人も閉口し身動きすら取れない。お池都知事テレビ会議ではなく、あれほど足繁く官邸に通うのはその証左だ。

 

 在宅勤務を目的に土地の安い東京近郊、近県に転居していた家族らが都内に戻り始めている。そもそも日本人サラーマンが国民性からしてリモートワークなぞは根っから馴染まないことは前述のとおり。つまり、この制度が疲労することはコロナ禍以前から判っていたことだ。接客業者、対面取引や販売や飲食、サービス業はリモートではできない。だから、相変わらず政府や当局の愚策のために構造的な不況で事業そのものが成り立たなくなっているのだ。

 

 その一方、働き方だけではなく、感染症を予防するため「新しい生活様式」を求める声も強い。ソーシャルデスタンスの確保やマスクの着用、こまめな手洗いなどが推奨され日常生活もがらりと雰囲気を変えた。でも、よく見りゃ飲食店排除に始まり一年半前とやっていることはほとんど変わっていない。そのうえこれまでの対策や予防、感染防止効果も判然としない。

 

 働き方の変化はひとまず横に置き、それでも新型コロナウイルスの感染拡大は止まらない。外食から中食(テイクアウトしたものや配達されたものを自宅で食べる)へのシフトはしたものの衛生面が気にかかる。今まであった会社界隈での会食やオフィス近辺でのランチ、退社後の帰り道で一杯やるなんてことは夢のまた夢となった。

 

 そのうえ、余暇時間の過ごし方も外出を控えさせられたものだから、自宅で過ごす時間が増えた。これによって動画配信サービスが拡大、断捨離、DIYも大忙しだ。でもこの背景にあるのは、世界的な人口増の縮減、壮大な生物化学兵器の人体実験、軍事力の強化と覇権争い。医薬業界の利権争い等々、目に見える以上に我々個人の日常や未来、生死はいとも容易く各国の国家戦略に操られていることだけは肝に銘じておいていただきたい。