Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

オトコは所詮オス

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 脳卒中の後遺症でよくみられる障害の一つに「痙縮 けいしゅく」という症状がある。

 

 痙縮(けいしゅく)とは筋肉が緊張しすぎて、手足が動かしにくかったり勝手に動いてしまう状態のこと。

 

 手指が握ったままとなり開きにくい、ひじが曲がる、足先が足の裏側のほうに曲がってしまうなどの症状がある。脳卒中の発症後、時間の経過とともにまひ(片まひ)と一緒にあらわれることが多い症状だ。

 

 そんなにしてまでもと思うノダ・・・が。ある日の昼下がりのコンビニ、明らかに痙縮した中年男性が雑誌のコーナーから動かない。

 

 じっと見ては、雑誌を手にする。勿論、手にしたのは18禁の「エロ本」だ。手に取っては元に戻し、また次の本を手にして目を通す。そこまでして、性に執着するかのう?

 

 そんな様子をじっと眺めていた当方、視線を感じたらしく、何も買わず、手足を引きずりながら店を後にした。そこまでしても男は男なのか。あの世まで、どこまで行ってもオスはオスなのか・・!あんたも好きねえ~!!おーい、オイオイ老いてもなおかい!

 

 痙縮(けいしゅく) 

 肩やひじが固まったように動かず、着替えや入浴に苦労する

手首やひじが曲がったまま伸びず、ものをつかみにくい

 ひじが曲がったまま伸びず、人や物にぶつかってしまう

 手の指が曲がったまま伸びず、手洗いや爪切りがしにくい

足の指が曲がったまま伸びず、体重がかかって痛みが生じる

 

 このような手足のつっぱりによる日常生活の支障は、脳障害に基づく運動野の障害だ。これはいくらリハビリをしても運動はおろか、身体は元には戻せない。これが厄介な痙縮(けいしゅく)の特徴なのだ。