Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

たけちょし、たかちょっし!

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 これは病気に病原菌に罹るな。それに自らが身内や周囲に病気を伝染したらイケナイという戒めだ。これを甲州弁で表現するとタイトルような言い回しとなる。今次の厄災の危機的状況に的を射ているのではないか。

 

 というのも、その昔、山梨は河原、小川や堰などへ入って野菜や食べ物を口にした。その結果宮入貝を宿主となって日本住血吸虫(地方病・片山病)が人間の皮膚から侵入。肝臓に卵を産みつけ、腹水と肝臓肥大で多くの県民が「地方病」で命を落とした。

 

 当時は、人糞肥料や肥溜や井戸水などは当たり前の世界で、その分、山梨県民のピロリ菌罹患率は全国でも飛びぬけて高い水準だ。コロナ禍の中でパンデミックを惹き起こしている今の大阪府、福岡県、愛知県などの様相が似ている。この「地方病」を撲滅させたのはとある山梨のとある町医者だった。

 

 改めてここに御紹介するが、それは山梨県中巨摩郡昭和町にある杉浦醫院(医院)。大正から昭和にかけて建てられた木造2階建ての個人病院だ。中巨摩出身の当時未婚だった母もそのことで県内の病院を幾つも回ったからそのことをよく覚えている。

 

 甲府盆地を中心に県内にまん延した地方病=日本住血吸虫症の研究と治療に生涯をかけた医師杉浦健造、三郎父子が、治療と研究を続けた病院と庭園に加え、裏の土蔵・納屋から車庫・温室までが今でも保存されている。

 

 こうした時にこそ杉浦医師のような名医が、現れることを願って止まない。飲食業の時短や、休業要請、人流を止めるとはあくまで対症療法・手段で、お門違いの政策ばかりで抜本的な対策ではない。ワクチンでも躓き、言い訳ばかりで、感染拡大防止に向けた医療現場や従事者に対する抜本的な対策は一向に出てこない。

 

 ここはしばらく、コロナは「たけちょし、たかちょっし!ね」と辛抱している。高齢者向けの接種案内は到着したのだが、あれから2週間、文教都市の隣町の知り合いの住人には、既に接種予約券が手元に到着、指定の開業医でもクリニックでも打ってもらえるそうだ。それに時間も曜日も選べるそうで、早速、土曜日の夕方に予約を入れたそうで手続きも簡単だったそうだ。

 

 それに引きかえ我が宅には、接種案内は届いたが、未だにワクチン接種の予約券が来ない。区市町村によって、予約開始、接種開始、案内開始とこのまだら模様は一体何なんだ!

 

 愛知県の医療従事者50代女性二回目接種の副反応で死亡。40代女性接種後子宮内出血で死亡。20代男性一回目接種後6日目で死亡・・。これで死亡例は悠に50例どころか水面下では100例以上に上ると噂されている。厚労省自治体は、接種との因果関係が不明との理由で、こうした事実を公にしていない。「ワクチン接種は打つのは、早きは遅しか、それともコロナで死ぬか。いずれにしても危険が危ない」?