Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

出戻り組(隊)

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 MLB(レイズ)の元横浜の筒香選手(今期打席26打席、打率1.67、本塁打0本、契約金2年・13.2億円)が球団から戦力外通告を受け、マイナー降格か日本復帰もありうることとなった。

 

 まあ、打率1割台、ホームランゼロでは致し方ない、球団は性能の良い日本製品だと思って契約したが、高い買い物をしたと悔いているはずだ。本人はあわい夢を抱いて海を渡ったが結果は残せなかったのだから致し方ない。以下はサンスポ5/12号記事を一部引用。

  米大リーグ、レイズの筒香嘉智外野手(29)がメジャー40人枠を外れた。事実上の戦力外となる。メジャー契約のため、マイナー降格には本人の同意が必要。今後は3Aなどマイナー戦に出場しながらメジャー昇格を目指すか、他球団への移籍を模索することになる。

 と、あった。

 

 それだけ、メジャーは甘くないということだ。そして、「申し訳なさそうに帰国して・・そこを狙う球団も多い。一種の後家さん女房探しみたいなものだ。」、採用する方もそうだが入団する選手も選手だ。

 

 これまで、メジャーで成功した選手と云えば、イチローダルビッシュ、松井にマー君ぐらいか?でも今のマー君の年俸と実力からしてメジャーへの復帰は無理だろう。まあ、この先「オオタニサン」がどの程度記録を伸ばせるのか?潰れなければ良いのだが・・・!

 

 しかし不安もよぎる。大リーガーだった城島、福留、青木、そして中村や岩村もそうだが、メジャーに行って選手の末路は悲惨だ。向こうで成績を落とし、日本に復帰してさらに悪くなるパターンが殆どだ。年俸は落とされスタメン起用の機会も格段に減る。

 

まあ、野手で活躍したのは井口と松井稼頭央ぐらいだ。日本で現役時代の成績を土産に渡米しても、身体が動いていたうちはいいが、同じ畑の野球でも日本球界の甘さとメジャーの熾烈さ、厳しさでは雲泥の差だ。みな桁違いの実力差に脅かされるだろう。

 

 一度、歯車が狂いだすと容易く元には戻れない。と言うよりそうした環境の変化にメンタルとフィジカルが狂いだし全く別人のような選手になってしまう。海を渡る時は相当の覚悟と気構えがなければ、夢だけでは喰えず、出戻りしても成功例するのは殆どない。

 

 メジャーで通用しないことが分かったら、「はよっ!帰ってきなはれ、ツツゴウさん」。