Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

マスターズを見ながら

 f:id:koushuya:20210411032057j:plain

   最近は、米オーガスタで開催されているマスターズゴルフのテレビ観戦続きで深夜からの寝不足気味だ。それにしてもプロゴルファーと名の付く選手はつくづく凄いと思ふ。そんななか期待どおりに日本の松山英樹が決勝ラウンドに駒を進めた。

 

    毎日違うカップを切られ、そこにきっちりとボールを沈める。当方、一時練習場へは通ったがどうにもゴルフは性に合わない。それどころか精神的忍耐と運動量の少なさに閉口してしまうようだ。

 

    それにしても、ドライバー、アプローチショットにパッテイング。ドライバーで下手にキックを喰らえばグリーンに乗っても滑り落ちるように池ポチャ!そうした中でも何といっても醍醐味はパッテイングだ。飛ばし屋だけでは勝負に勝てない。

 

    グリーンエッジから直角にスライスするラインやフックラインと芝目を読み、吸い込まれるようにカップインさせてしまう。グリーンの登りや下り、それにアンジュレーションを読み切る。この力の差は何処から来るのか?

 

    イーグルパットは流石と思うのだが、場合によってはカップ寸前でボールが止まってボギッテしまうことやあらぬ方向にボールが転がることだってある。これこそ人生そのものだ。病気、事故、別れなどグリーンの上ではその人の生きざまが凝縮されているように見える。

 

    神経戦というよりは、読み切る力、判断力、決断力、葛藤に先見性それが全て複合してグリーの上での戦いが繰り広げられれる。そして最も大切なのはなぜ、今の自分がここにあるのかを感じられる謙虚さ、素直さと純粋さだ。そこに大きな差が出る。

 

    どこにもどの分野でもプロと名の付く選手はつくづく凄いと思う。場合によって、プラス3打でも足きりに遭い決勝ラウンドに進めない。そこに進めるのは高々50名の選手だけだ。それに前年優勝した選手が敢え無く予選落ちしてしまうことだってある。そこにこそ予見できない怖さがある。

 このマスターズを終えると、今度は全米オープン全英オープンとビッグタイトルが目白押だ。当面、テレビ観戦を楽しませてもらうが、残念ながら日本国内をあまた見回しても政治のプロは見当たらない。