Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

「沸かしすぎ」より「わしが好き」

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 ほどほど、いい塩梅や適温という言葉がある。緑茶に紅茶、コーヒーに風呂の沸かし湯まで味を醸しだし、そして満喫できて楽しめる適度な温度や環境というものがある。

 

    これって、自己満悦、自己陶酔なのか。煎茶煎茶の場合はやや低めの温度で淹れるのは承知の介。

 

    やはりお茶はやかんではなく急須に茶葉を少々。お白湯を一度湯飲みに注ぎ、湯飲みを温めて、お湯の温度を約80度まで下げる。湯飲みのお湯を急須へ注ぎ、必要以上にゆすったり、掻きまわしたりすると余計な渋味やえぐみが出てしまう。

 

   肝心なのは、ゆったりした心持ちで淹れることが大切なのだ!

 

   これと違って玄米・ほうじ茶の淹れ方はまた適温は95度前後が最適だ。そうなると紅茶やコーヒ―の淹れ方までもが気になる。これは抽出時間と温度が関係しているらしい。

   長ければ長いほど、いいような気もするがどうやらそれも違うようだ。

 

    難しいのが紅茶の適温と淹れ方だ。紅茶は繊細だ。昔映画で「ブラック~?」とやらの紅茶の名前を耳にしたことがある。

 

    茶道にも通じるのだが、紅茶も同じく水と茶道具が大事なポイント。水は汲みたてで空気を多く含んだものが望ましく、茶に含まれる「鉄分」や「タンニン」が影響するらしい。

 

    これに加えて、コーヒー、ジャスミン茶のような中国茶やミルクティーにも淹れ方の作法があるようだ。これをひとつひとつ月突き詰めていくと結構奥が深いものがある。

 

    若い時はカーと熱くなって、瞬間湯沸かし器のようにカツカツしていたものだが、この歳になると気難しくはなったが「沸かしすぎ」のようなガツガツするようなことはなくなった。でも、だしょっ!だしょっ!といった流されることも厭わなくなった。

 

    それでも、気難しく、ダンマリを決め込むことも多くなった最近の当方。鉄は熱いうちに打てとはいうが、どうやら熱くもならず、冷めすぎもせず、だが、諦めるのは早くなった。

 

    どうやらこの歳になっても適温と自分の居場所がよくわからない。それでも「沸かしすぎ」より「わしが好き」だと自己愛だけは冷めていない。