Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

年貢米

 

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 本日のサブタイトルは「大名主からの答礼」とでもしておこう。名主、地頭、地主、荘園主もそうだが、これって、平たく言えば昔でいう「庄屋さん」のことネ。兎に角、広大な田畑を所有している。地目が農地や畑のままでなら良いが、これが一旦「宅地」並み課税となると、相続時に年貢の分担(相続割合や対税問題)で相続人の間で揉め事の原因ともなる。

 

   さて、その大名主さんから毎度、晩酌で楽しみにしていた「酒の肴」が尽きたとの公開情報が流れた。スワっ一大事とばかりに畏れ乍ら不肖この徳兵衛、当地の特産品を「酒のお友(伴)を欲している」と邪推し、勝手にご自宅に肴を贈った。

 

   案の定、翌日早速この大名主さんから連絡があった。家人に「請求書が入ってなかったか?よく見ろやい」と聞いたらしいが、これ名主さんの精一杯の感謝の情を想定内のジョークと心得、恐縮するばかりナリ。

 

    問題はこれから、これに応えるようにご丁寧にも小作人に作らせた年貢米の米俵一俵(本当は10㎏)の答礼品が早速わが家に届いた。欠食夫婦にとってはこの上ない贈り物だ、アリガテイ、ありがたや。この米俵、宅配便のお姉ちゃんが軽々と運んできて玄関先に置いていった。これからが難儀。この俵が自力では持ち上がらず、引きづりながらやっとの思いでクローゼットに押し運んだ。

 

  その昔、山登りでは、ザックに10㎏程度荷物なら平気で背負えたのがまるで今の当方とは別人、ウソのようだ。大病と老齢でつくづく体力が落ちたことを痛感させられた。60歳ごろまでは体重も80kg近くあり、福井(腹囲)も90cm近くあった。

 

 それが、今や体重は俵3俵分(本当は30㎏)に筋肉も落ちスラクッスはぶかぶかでサイズは会わず、履けばまるで箸袋に爪楊枝を入れているようだ。それにしてもこの過重を毎日背負って社会生活や日常生活を送っていたかと今思うとゾッとする。

 

 反面、当の大名主さんは、入社の頃50㎏の体重が半世紀かけて体重が30kg増量の80kgにもなって完全なるヘビー級、だから日頃の生活にも支障を来たしているとの由。それ以上にその醜態に人が立ち寄らなくなったという。

 

 まあ、コロナ禍の折、出入りが少なく家に居る時間が多いことをおしゃっているのだろうが、大名主さま、くれぐれも肥満(デブ)と高血圧にはご注意下さいませ。

 

 齢(よわい)を重ねると「眼、歯、足、腰」からガタが来ます、これをケアしないとそれこそ「年貢の納め時」になりますので重ねてご注意を・・、米俵!!アザーッス!でした。