日本オリンピック組織委員会(JOC)の新規で理事が女性ばかり12名増え、理事総数が45名となった。ハッシーモト会長が就任時に標榜・宣言、これによって理事会の女性理事構成比は形なりとも40%を超えた。
元々33名の理事の中で男女の組み換えをせずに、定款までをも変更して女性理事を新規で乗せた格好だ。けん引しない人がいない場合、大人数になればなるほど話はまとまりにくくなる。
当然、理事の増員によってコスト負担も大きくなる。そのコストは誰が負担するのか?既存の理事構成では、その煽りを男性理事がうけることとなる。
下衆の勘繰りだが、理事には無報酬と言えども、袖の下とまでは云わないが、スポンサーや関係先から支援金や支度金が渡されることは容易に想像がつく。そんなオイシイお話を、今の男性理事(今までの理事を組み換え女性理事に増やすと、男性理事にシワがよる)らが手放すわけがないと見るのが自然だろう。
したがって、理事会は全会一致でいともたやすく定款変更に諸手を挙げて賛成したのに違いない。何か可笑しい?