Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

「ぬけがけ」と「やらせ」

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 どちらもいい響きの言葉ではない。でも日常茶飯事こんなことは平気でどこにでも起きている。組織と名つくところにはどこにでもある。組織に限らず、学校やご近所にもこの抜け駆けは存在する、

 

    さて、抜け駆けとはどういういみかというと、戦場で、ひそかに陣を抜けだし、武功を立てようと人より先に敵中に攻め入ること。「夜陰に乗じて抜け駆けする」という風に使う。

 

 それに 人を出し抜いて、物事を行うこと。「抜け駆けして秘密をばらす」としても使われる。

 

    ところで「やらせ」とは、事実関係に作為・捏造をしておきながらそれを隠匿し、作為などを行っていない事実そのままであると(またはあるかのように)見せる・称することを言う。片仮名で「ヤラセ」とも表記される。

 

    新聞やテレビなどメディアにおいて行われるやらせを指すことが多い。やらせには倫理的な問題のみならず犯罪行為にまでエスカレートすることが多いため、やらせを行うことで、その放送局の社会的な評価は著しく下がる傾向にある。スポンサーからの信用もなくなり、結果的に番組自体の終了につながることになる。

 

    やり方としては、打ち合わせするなど事実関係に手を加えておきながら、それを読者や視聴者などの受け手から隠蔽すること。やらせの方法は様々あるが、プロデユース(制作者・後師)の意に沿う結果を生じさせるための人を用意して演技させる手段が多い。このような人や物を用意することは「仕込み」ともいわれ、ほぼ同義である。

 

    報道・ドキュメンタリーのように、取材対象が事実であることが前提となっている分野において、事実を歪曲するほどの過剰な演出、つまりやらせを行った場合、報道の対象が存在しないにもかかわらずこれを作り出す「捏造」とも本質において変わりがなく、倫理的に非常に大きな問題だ。

 

    こうしたことは、政治や会社、学内やママ友の間でも平気で起きている。何を今更青い穴をしてと、お叱りを受けそうだが、モーリー会長の辞任もコロナワクチンの接種と、感染線予防も色あせて、虚像にみえてしょうがない。

 

   いまさら、こんことを言うつもりもないが、ここまで来ると、ひどい、酷すぎる。そうであったらいっそ包み隠してくれていた方が庶民にとってはありがてーえ!