「追っかけ」とは、乳幼児が母の背中を追いかけまわして歩く姿に由来している。まあ、タレントや歌手の追っかけもそうだがこれは幼少の心理が潜在的に働いているとみていい。
そのほかに追っかけとは、「人の行為や作品などをまねること」ともある。つまり、偽物、真似事、紛い物を指す。
そのほかにも「後」のつく熟語は多い。後始末に後手とか色々と頭に浮かぶ・・。前座を振舞って威勢のいいの良いが実は、後処理やご始末には結構手間暇がかかり前座ほど目立たないがご苦労は並大抵ではない。とりわけ後処理は厄介で物事のすんだあとをかたづけることの手間暇は物事を始める以上に負担が大きい。
あとじまいともいうが「宴会の後始末」「後輩のけんかの後始末」や「たき火の後始末」どれをとっても厄介だ。コンピューターの世界ではインバウンドコール処理の直後に必要となる作業のことを指すらしいが詳しいことはわからない。
つまり、出張より、収束、始末をつけることの方がどれほど辛く、忍に堪えないのかもしれない。
先日、コロナ患者で後遺症で悩むクライアントをテレビで観た。筆舌に堪えがたく今もって倦怠感や脱力感に苛まれているという。医者は、それを診て心理的要因といういうのだそうだが、病変はなく相変わらず本人にとっては辛いの連続だ。
結果的に仕事も辞めて、一日中ベットに横になっているのも病状は一向に改善しない。コロナ禍の恐ろしさはここにある。
平熱に戻れば、強制退院させられるが、退院後の後遺症に苦しむ人が余りに多い。それほど怖い病気なのだが、つらつら考えてみると、で始め、やり始めは華々しくて格好もいいが、後始末に後処理、後遺症に後悔いまさら誰を怨んだところで、あの頃は戻らない。
後遺症とは辞書によれば、病気やけがが治ったあとなお残っている機能障害などの症状。脳卒中のあとの半身不随など。あとあとまで残る、事件や出来事の影響。「大地震の後遺症」
ともあった。辛いのは本人しか分からない・・・!コロナの後遺症は容易に解決できないらしい。