Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

人工と自然

 

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    多目的トイレの使用目的には、女性を連れ込んでのHもあるようだが、障害者にとってはこれほど必需とされる施設はない。

 

   運悪く病に罹り、自己蘇生に至らず人工器を装着せざるを得ない患者もあまただ!眼球に始まり、骨格にカーボンファイバーや事故などで手足を失う人々も多い。

 

    例えば、オスメイトなるトイレもあるある。稀せずして治療目的に人工肛門、膀胱を素装着せざるを得ない方も多い。当方の知人にも癌にて切除し、そうした人間がいらしゃる。

 

     流石に、術前に医師からの説明を受けたが、術後の苦しさや日常に慣れるまでは相当なご苦労があったようだ、多目的トイレは・・・そうした、社会的弱者のために整備されている筈なのが・・これを逆手に・・とは、何たる情けなさ!

 

    さて、この時期、人工の意味をあまり深く考えていない方々も多い。例えば、人工呼吸器の装着は。自発呼吸が出来ない患者に対して気管切開をして無理やり管をに通す。だからそれ以降は、食べ物は喉を通らず、胃ろうや腸管挿入などの対症となる。

 

    そのことは、当方、自身としても経験しているからよく分かる。幸い、胃も食道もないが何とか自前で生きている。自己免疫力・再生こそ命のツナギだ。いくら抗しても来るときは来る。あり様によっては自然に死滅した方が幸せかも知れない。


   この新コロナ蔓延の折り、重症患者の人工呼吸器装着も標準治療となった。でも、気管挿入措置、多くの患者、ご親族の7、8割はお断りするらしい。一度、装着したらあの世迄外せない。さて、さて呼吸器、肛門、膀胱に人工心肺装置!つけて生き残るのも至難の業だ!