Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

バイト探しはインでイーど!

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    ファストフード店コンビニエンスストアなどの若いアルバイト店員や学生アルバイトの会話がやけに気に障る。妙な丁寧な印象のこの「バイト敬語」が世の中を席巻している。

 

    例えば、「よろしかったでしょうか?」は現在進行形が過去形となっている。そして、ヤケに気になるの「~のほう」という言い方だ。

 

    大体目的がはっきりしない時にこうした言い回しをする。まあ、目的も趣旨もぼやかすのにはうってつけの表現だ。「お水のほうはいくつお持ちしましょうか」とか?

 

     加えて「~になります」とは「なります」とは「何かから何かになる」という意味。「だから正解は「~でございます」なのに併せて、「~からお預かり致します」も正確には「お預かり致します」が正解だ。

 

     そうすると気になる言葉遣いがいくらでも出てくる。「お召し上がりですか?」も 「といいう形になります」のも似た様なものだ。

 

    現役時代もそうだったが、最近特に、イラっとするのは、「了解!」や「了解です!」の言い回しだ。普通は「かしこまりました」とか「承知いたしました」なぞと、目上の人や外部の相手にはそうした使い方をしたのだが、今ではだれもかれもがこうした平気で使う傾向がある。

 

    その昔、「大名言葉」なるものがあって、立場が上の人が下の人にだけ使うことが許されている言葉遣いがあった。それが最近、上下関係に関係無く使われていることも多い。

 

    それは、「ご苦労様でした」という言葉だ。これは部下など目下の人に「苦労をかけてしまった」とねぎらいの言葉として使うのが通例なのだが。ここは「お疲れ様でした」と敬愛の念を込めて表現するのが筋だろう。

 

    この徳兵衛も、その昔は先輩や上司に関係なく「タメ口(クチ)」を叩いていたが、この歳になってやっと言葉の乱れに気が付いた。「食べます?」と言ったら「徳さんそりゃ、召し上がりますか?」最低限の言葉遣いだと訝られたこともあった。

 

 知らぬ間に誤った育ち、品格、品位も知識や常識は、それ迄の普段の日常生活から刷り込まれてしまったようだ。

 

 日本の国語教育は、どないなってジャマイカ