Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

望郷

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    懐かしき想い出、夢のあとさき、今思えば、幼少の砌、ヘチマの棚の下の真夏の夕方の行水を楽しんだ。

 

    夏ともなれば河原で泳ぎ、「ししぎ」をしながら、川魚(赤ハヤ)を捕えては、石焼にしてよく食ったモンだ。ション弁プールと皮肉られた市民プールで泳ぎ、秋ともなれば十五夜でも・・隣近所の団子や蒸かし蒸かし芋や柿を盗んだものだ。

 

   春は春で、蓮華畑のそらピーチク、パーチクと雲雀が舞い、惜しいカナ、空高く声を冴えを囀る。

 

    冬ともなれば、トタン屋根がウネリをたてて、めくれる音、北風に煽られての電線の唸り。こんな、音を妙に懐かく思う。

 

    炉端での七輪での焼き魚の臭い。練炭、豆炭、外出の暖炉や路待のトクネンの息苦しにあの匂いに息苦しさが今では懐かしくてくならない。カマドで火を起こし沸かした鉄鍋の湯のけむり。煙たかった。

 

     それに、親子で通った銭湯。湯上りの決まってのフルーツ牛乳。これが楽しみでバンダイに座っていたデブのオバちゃんんが懐かしい。銭湯の帰り路、親子で笑いながら土手道を話しながら歩いたのはつい昨日のようだ。