Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ご無礼千万にて失敬

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     弟を始め、故郷の関係者各位にあらためて、このブログを通じてご無礼の段ここにお詫び申しあげます。ほれ、ほれとあまった新米皆にくれてやる・・!

 

     時に、あれから、とうとう一年も経ってしまった。残った家屋敷は不用心だ。秋の虫の音がか細くなり、朝の散歩でもか細い声しか聞こえてこない。コオロギも鈴虫も鳴(泣)くのは、オスばかりだ。鶏も然り雄鶏は、常に美麗で朝早くから「こけこおー(!!)」と鳴き続ける。求愛行為は声に始まり、姿に現れる。これ生物学にいってっも道理に叶っている。声の出ないダサイ男には女は近寄らないのは道理に適っている。

 

 鮭もそうだが、何年後かに産まれた河に遡上してくるように、何処にいても、棲んでも生まれ故郷に帰りたいノスタルジアは誰もが心の奥底に持っている。これを動物的帰巣本能というかどうかは分からない。でも、わが家の愚妻でさえ、未だに自分が亡くなった信州の父母の墓に一緒に遺骨を納めてという。それが叶わぬならせめて分骨して欲しいと願っていると言われている。

 

 さて、今年はチャンコロに始まり、とうとう何の糸口も見いだせないまま、一年が過ぎようとしている。基礎疾患を持つ当方、高速バスも電車も乗車することは極めてリスキーだ。 

 

     この徳兵衛、跡取りとして、親戚、ご近所や兄弟の手前帰省したいのは、山々だったが、そんなこんなで、とうとう、お墓参りも、旧盆も、父の法要も出来ぬまま、この一年不義理の数々を犯してしまった。

 

 昨年冬の際には、風呂がまの水を抜き、実家にある軽四輪車のタイヤも冬用のスタッドレスタイヤに履き替えて早一年。四輪ともタイヤの空気が抜けていたり、室内は蜘蛛の巣だらけで庭には雑草が生え放題ではないかと心配のタネは消えない。

 

 水道、電気、ガスの検針時に係員に家周りをチェックしてくれるようには頼んである。ガラスが割られたり、扉が壊れていたりと不用心だ。ドロボーに入られても金品はないので「どうぞ」との心境だが、知らぬ間にホームレスが棲みついていたり、放火でもあると思うとカナリ心配度は増す。

 

    それまで少なくとも隔月に帰甲して、掃除や草取り、メンテナンスをこなしてきたが、とうとう今年は一度も帰れずじまいだ。恐らく、年が明けても戻ら(戻れ)ないだろうな。

 

 今は、生まれ故郷(当時はお産婆さんの手の下に自宅で当方は産まれ、逆子だったそうだ)にも帰れない。ご無礼千万、鳴くに泣けない年末・年始になりそうだ。こんあことがいつまで続くのやら恨みは募るばかり也。重ねてご無礼の段ここにお詫び申しあげます。