Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

鳴くに泣けず

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   深まり行く秋、晩秋とはいうが、早朝散歩でも気づくことも多い。暗闇だが天空は澄み、天高くそれにして星空が誠に鮮やかで、神々しく輝いている景色は何とも言えない。

 

 今年はこれほど時間が短いのかと思うほど、あっという間の一年であった。

 

    初詣をしたかと思いきや、気が付けば桜の花びらが乱舞し、世は感染、感染と大騒ぎだが、何があっても、そんなことはお構いなしに確実に季節は巡ってくる。

 

   セミの鳴き声が聞こえなくなったと思いきや秋の虫の音色が大合唱。くどいようだが 夜明け前、歩きながら月や星空が綺麗に見えるにしたがって、虫の音色がか細くなり今や、耳を澄まさねば聴こえないような小さな虫の鳴き声となった。

 

 ニワトリに違わず、雌雄もそうだが大抵、種の存続のために自然界では求愛のためオスは勇猛果敢をミセリて、彩りもよく美しく映えるように作られている。

 

    遡上する鮭を見てもお分かりのとおり、受精したオスはあっさりと屍となりメスは産卵を終えるまで懸命に命を守る。ところが人間界では逆にメスの方が化バイのだが・・。この不思議が読み解けない。

 

    前述の秋のコオロギも鈴虫もそうだが、遅くまで泣いているのはオスだけだ。懸命に最後の命を振り絞って今日も泣き続けている。

 

 我が世の今生、さて、オスのこの徳兵衛いつまで鳴き続けることが出来るのだろうか?