Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

あの頃に思いを馳せて・・

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 勿論、山梨百名山の一角で、大月市などに山梨県東部地域に展開する腹摺山。この謂われ、渡り鳥の「鴈」が山越えをするときに腹を擦ったことに由来する。それほど高度の高い山を指しているのか、鴈の高度が低すぎて低空で腹を擦ったのかは諸説ある。まあ、前者の方がロマンはある。

 

 さて、この徳兵衛は、殆どの山梨の山という山を登った。しかも、不思議と単独登山が多かった。腹摺山と名の付く山だけでも「牛奥の鴈が腹摺山」、「笹子腹摺山」に、やはり富士山を拝むには当地「鴈が腹摺山」がいい。

 

 ここからの景色は旧5百円札の裏面にも採り上げられた、名勝地だ。ここからの景色は何度見ても秀麗だ。車で行って大峠から簡単に登れるコースもあるが、こだわりのある当方、今から二十年ほど前、東京からあさイチでJR大月駅富士急行タクシーをチャーター(確か中年の優しい女性ドライバーだったような気がする)。

 

   その後、金山鉱泉の最奥部から入山。道なりに進むと金山林道に接続し、山口館を過ぎた先に狭いスペースがある。大垈山方面の登山口脇にがある他、一般車通行禁止の未舗装林道を終点まで進むと金山峠・登り尾根を経て秀麗富嶽十二景の姥子山に立ち寄りながら雁ヶ腹摺山の直登の登山口に繋がる。

 

    そんな昔の登山経験をつらつらと思い出しながら、今日も元気だった帰らぬ昔を懐かしむ。こうなっては、まさに「癌に腹すり減らした虚弱鳥の徳だ」。登山靴もスノーシューもザックもストックも、それにお揃いの靴下も今は登山用品の皆さんは物置で埃を被って静かに休んでいる。

 

 これらの山道具を再び使う日がくるのだろうか?