草食系男子、肉食系女子、ヤンママ、ママタレにおバカキャラなぞはその時代を反映した流行語だ。でも、ばっちぐーなどは化石に近い死語となった。
最近耳にする言葉に「エモい」がある。
このエモいは、”英語の「emotional」を由来としているようだ。「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味するらしい。
感情が揺さぶられたときや、気持ちを上手にストレートに表現できないとき、「哀愁を帯びた様」、「趣がある」などに用いられるそうだ。どうもうもこの言葉の遣い方や用法は金営難しい。
だったら「キモい」や「エグい」や「エロい」や「やばい」の方がピンとくる。
最近の若者言葉も使い方を見ていうと、なんでもこうしたエモいと一蹴で表現するのは語彙力の低下や国語能力の低下ににつながるように思えてならない。
若者の活字離れが指摘されて久しいが、秋の夜長に長編小説を読むことも新聞の隅々までを読むことも少なくなった。
当方の場合、活字離れが進んだわけでもなく、単に老眼が進行しただけかも知れない。今日も一日がヤケに長く感じる。