Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

アンニュイって?

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     普段、アンニュイという言葉を会話の中でよく使いますわな? 滅多に使わないといった処が正直なところだ。これを辞書で「アンニュイ」を調べると、「物憂げなさま」、「倦怠感」と出てくる。つまり、殆ど、ネガティブなイメージだ~ぞ。

 

    ところが、この「アンニュイ」にはもうひとつの意味があって、「神秘的」、「ミステリアス」という意味もあるとのこと。ときに、「今日の空は、私の気分と同じようにとてもアンニュイな空模様をしている」らしく使ったりもする。

 

    「アンニュイな雰囲気」という言葉は、男にも女にも使える誉め言葉にもなったりする。

 

    ただ、この言葉の遣い方な次第によっては危険だ。「いつも明るい先輩は、アンニュイ女子だ」なのだ。それは裏腹!よく考えてみとよく分かる。小ばかに、蔑んんだ言葉や表現にもなる。

 

  「アンニュイ」の本質はまず「退屈」、「時間を持て余すこと」や「物事に対して興味が持てないこと」を意味する。そして「憂鬱」、「気分が晴れないこと」や「じめじめした気持ち」。「メランコリー」と言い換えることもできる。さらに「神秘的」なとういう意味もあるがこれは勝手なご講釈。

 

 

   「神秘的」とは、言葉では言い表せないほど不思議なさまのこと。ポジティブな意味で、「アンニュイ」を言い換える時に使える。

 

    それに対して真逆に、「アンニュイ」はフランス語の「ennui」のことで、フランス語での意味は主に「退屈」「けだるさ」「倦怠感」など、フランス語の意味に加えて、派生した意味合いの「神秘的」「ミステリアス」などになるようだ。

 

    人を指して「アンニュイ」を人に対して使う時は、「退屈そう」「物憂げ」といったニュアンスで使われることが多いようだが、広い意味で考えれば「魅力的」「ミステリアス」であると解釈することができる。オラ方も、ここんところ「アンニュイ」でっかな?

 

    反義語としての「活発」、「熱中」といった言葉とは、現実とは程遠い。最近はひとつの物事に対して夢中で取り組むこともなく、ただただ漫然と惰眠を貪り日常を過している。これでは御寿命も使い果たしてしまうかも知れない。

 

   「サンデー毎日」が、いつしか「倦怠感」「物憂げ」といったネガティブな一日となってしまったようだ。

 

     お相手のパートナーさんに「アンニュイ」を感じたら、それは御自身がくたびれているかも知れませんぜ!!