「好好爺」とは?これ「コウコウヤ」と読みますねん。その意味は、「爺」の字義は「おやじ・じじ」です。でも、これ不思議に真意は「尊称」ですねん。
時に、「好」の字義は、
1.あいする。このむ。(こうお・あいこう)
2.うつくしい。(こうだんし)
3.すぐれている。りっぱな。(こうとう。こうしゅ)
4.よい。このましい。(こううん・こうき・ぜっこう・りょうこう)
5. 喜美。(講義・有効)
6.このみ。しゅみ。(こうしょう・しこう)とのこと。
だから、これを重ねると好意は倍増極まりない。実は、「好男子」と、使われるのもその類だ。時に、「好々爺」は、「人のよい惚けたお爺さん」のことを指しているのではない。
この爺さんだけは隠居もせずに裏切らず見守ってくれる・・・といった意味で使われる。
さらに「好々爺然(こうこうやぜん)」という言葉がある。「好々爺のように見える態度や様子」といった意味だ。「コウコウヤ」よりさらに深い意味を持つ。
つまり、「見える」ことこそが重要ではなく、「好々爺然」は、「一見すると好々爺だが本当のところは…」というような「実」が含まれている。
週末は自らの手で孫たちに、たらふく手料理を食べさせてあげる三世代同居型の ハチトリさんの「好々爺然(こうこうやぜん)」の爺が羨ましい。
いかなる時も動ぜず、慌てず、じっと子供や孫らを見守るのが極意、奥義かと。
改めて、そのことを知らされた次第。本日はこれにて(m´・ω・`)m ゴメン…!