Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ピッチの中の懲りない連中

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 「MF・道渕諒平」という名前がこの処、おお賑わいだ。そうベガルタ仙台のトッププレイヤーだ。仙台市立中野中学校から、宮城野高校を経て明大農学部に。全日本大学サッカートーナメントでは決勝まで進み、決勝では1-0の決勝ゴールをあげる大活躍。

   

 さて、彼が、大学卒業後、2017年ヴァンフォーレ甲府にプロ入りしたのはあまり知られていない。ところが、同年7月に東京都江東区で知人女性に殴る蹴るなどの暴行を加えたとして、暴行容疑で警視庁に逮捕されたことも知られていない。

 

    つまり、今回のDV事件の前にも同じような前科がある。この一件、地元甲府市民やVFのサポーターにも衝撃を与えた。すかさず、球団(クラブチーム)はシーズンの公式戦出場停止などの処分を課した。

 

   それにフテ腐れたのか、2019年早々に生まれ故郷のベガルタ仙台に完全移籍。

 

   何処も同じだが、幼少、学生時代有名になった選手は「とかく天狗」になり易い。道徳、倫理観は他のチームスポーツ選手よりも欠如しているようにも見える。また、頭の悪さも素行の悪さも指摘されている。

 

   ところで、今回二度目となる不祥事。2020年10月20日発売の週刊誌「FLASH」の報道によれば、

  「道渕が交際相手への傷害容疑で同年9月7日に宮城県警察に逮捕されていたと報じた。道渕は8月15日のJ1リーグ第10節清水戦に交代出場した後1か月以上公式戦の出場がなかったものの、9月20日の第17節FC東京戦からはJ1リーグ戦に7戦連続出場、特に第19節以降は10月18日の第23節浦和戦まで5試合連続先発出場していたが、10月20日ベガルタ仙台は、当該記事にクラブが認知していなかった事実など、クラブの秩序、風紀を著しく乱す内容が含まれていたことから、道渕本人に事実関係を確認した上で、同日付で契約を解除された。」

 とある。まさに「はくばく」だ!!

 

     ベガルタ仙台は、今季8億円以上の赤字予想。それを受けて9月からクラウドファンデングによるサポーター等から投資を求めていた。だが、事件が発覚した後も「示談成立」を理由に、道渕は試合に出場。週刊誌やマスゴミが報道されると事実を認め一転謝罪。フロントはJリーグにも虚偽報告したことが火に油を注いだ。

 

   昔、阪神タイガースの投手江本孟が、登板起用、や交代を巡って、「ベンチが阿保から!」と捨て台詞を吐いて降板し相当荒れたことを思い出す。この構図も今回の件によく似ている。ベンチもフロントもそうだが、それに荒れ狂いあたり散らすのは自身の実力を過信や驕りではないのか。

 

 クラブ側は公式ホームページで道渕の件について「ベガルタ仙台のファン、サポーターの皆様、株主、スポンサーの皆様、Jリーグや各クラブの関係者の皆様に、ご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪したのが、如何にもヤケに白々しく感じるのは、この徳兵衛だけでもあるまい。