Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

ジャリタレが大杉だ!(2の1)

f:id:koushuya:20201010235125j:plain

 独り歌手のマイクの持ち方、登壇すると観客に向かって深々と一礼、その声量強さと凛とした唄い方は、昭和歌謡、歌手の真骨頂だ。そして歌い終わると再び観客に一礼して次に登場する歌手を案内する。そこには作法や礼儀があって、観ている方も清々しい気分になる。そして唄い終えた曲はいつまでも心に残る。

 

     でも、最近の多頭数たてのグループは如何なものか?作法もなければ、礼儀もない。とにかく個々の歌唱力が全くなく、下手だ。若い男女がそろって集団で歌うことによって音程を誤魔化し、踊りやダンス、ビジュアルにファンの目を惹かせる。

 

    だから、今の若者は簡単に歌手やタレントを目指し、それが叶ってしまうから却って、厄介な話になってしまう。

 

    ところが、最近、若者の間で昭和歌謡が好人気だと聞く。

 

    やっと、ジャリタレも「昭和歌謡」に気づき始めたのか。茶髪に、ピアスに、ミニスカートに集団に、ガキチャレをこれ以上観るのも「ウンザリだ!!」。「昭和ポップス」は、「情景が浮かぶ歌詞」!

 

    まず「昭和ポップス」と「平成ポップス」の差、「情景が浮かぶ歌詞がめちゃくちゃいい」らしい。たった短い歌詞の中で聴き手が満足感が得られるといのがその特徴らしく、映画みたいな情景がめちゃくちゃ浮かぶ!という。

 

     それに、昭和は、「母子の縁を描いた」、双葉百合子の「岸壁の母」はもとより、フランク永井の「有楽町で逢いましょう」を言うまでなく、知る限り「男女の立場」を微妙に描く典型は、「女性が健気に男性を待っている!」ような歌謡に胸が篩える。

 

   例えば、「♪待つわ/あみん」や島倉千代子の「人生いろいろ♪」それに「♪まちぶせ/石川ひとみ」。に、「♪迷い道/渡辺真知子」だ。

 

    でも究極は、何といっても、意地を張って振られたものの、いまだに思い続けている女性を描いた名曲! 「♪時の流れに身をまかせテレサ・テン」だ。最後までの愛を貫く健気な女性を描いた名曲!こ昭和の歌謡曲だ!!

 

 驕りに非ず、どうして、斯くの世は「バカタレ」、「阿保たれ」ばかりになってしまったんだろうか?