昔から咄家なぞは。「芸は身をたすくる」というが、どうやらそれも怪しくなってきた。落語家の桂三枝師匠の半世近い前からの浮気と云い、何んともはや。
今日のタイトルを砕くと体育会系文科系の違いに迫る。なにかと体育会系とかトップアスリートとかは、根性があって精神力も強く倫理感も高いと強調するのだが・・・。
小中高と部活に専念している子供は、模範児童でその活動以外は「ダメ」だと決めつけてはいないだろうか?とりわけ、それを指導している保護者やコーチ、監督が怪しい。
特別枠のスポーツ推薦で高校入学した生徒は、晴雨に拘らず、朝から晩までトラックを走り、授業も受けずることもなく、野球練習場でひたすらこぼれ球を拾う。
れっきとした元甲子園球児が社会人になって多くの悪さをすのもいいえて妙だろう。スポーツ選手に限らず、教育の名の下に所詮、周囲や学校関係者、保護者などが勝手に虚像を造り上げているだけかも知れない。
さて、さて、文科系より体育系が、すぐれてるとは思い違いもハナハナだしい。これまでに何んものプロスポーツ選手が身を滅ぼした。
看板が根性、忍耐、我慢がゆえにそのの反動が大きいなんだろう。スポーツ選手は一歩間違えれば奈落だ。
オリンピックの水泳選手、不倫王子、瀬戸大也しかり、体育やスポー系の人材は爽やか、潔く粘り強い、と、勝手な想像を掻き立てる。これも作られた創造物。国会議員に橋本聖子やレスラーの馳が登用されるのも、中央政府による広報活動の一環だ。
まあ、野党とて元クラリオンガールの蓮舫なぞを看板議員にするなど、どうやら政財界に限らずどこもタレント性が重宝がられるようだ。
その昔、横山ノックが大阪府知事選でワイセツ行為で落選したのも、こうしたイメージ戦略の馴れの果てだ。だからこそ、決まって「(・・・)系」で選別、決定するのは危ういのだ。
文化系、お笑い系、そこに分け入るのが理工学系と医学系だ!前から思っていたが、どうやら文科系より理工系、それにもまして医系。一般職のサラリーマンなぞは埒外。女子専門高校での進学指導なるものは、男女雇用機会均等法なぞとて、云うに及ばずの男尊女卑。
女子学校では、今でも一般事務員なぞなるもではないと教育指導している。だから、弁護士、リケジョ、女医や会計士なぞ専門職を目指せと教育・就職活動指導しているのが現実だ。