温暖化の影北海層にはサバと鰤ばかり。一尾1850円、石巻や女川に展開する石森水産。現役時代知人の先輩がトロ箱で・・毎年旬の生サンマを贈ってくれた。が。
ところが、今年は昨年に続く全くの不漁。昨年までの冷凍サンマでも二尾でも398円もする。しかも、冷凍でっせ!
これも温暖化のせいなのか?漁師によると北海道より北に昇っても、10センンチにも満たない稚魚しかいないという。つまり魚群そのものが見当たらないのだ。根室沖のマンボウといい、沿岸部にはサバとイワシしかいないからだともいう。
当方の趣味の一つにアウトドアの山登りがある。コンパクトにザックにパッキングするのが秘訣だ。防寒具に非常食。その昔は洋菓子店のケーキの端切れをタダで貰ってビニール袋に押し詰めてコンデンスミルクや缶詰だけで風雨の中、ビバークしたことを思い出す。
そのころもそうだったが、さて、つい最近まで「サンマの缶詰」は、一缶98円で手に入った。イワシ缶詰にのあたっては二缶でこの値段だった。でも、今は全くの様変わりの時代だ。昔はマルハでも一カン二百円近くする。こんな、状態に遭遇すればするほど、痛みは大きいい!
いよいよおかしくなった、季節感や旬のモノ。天候不順、疫病や厄病が蔓延して、農作物も不作続きだ。その一方で、飲食店に卸している食材がチャンコロ・ウイルス蔓延で値崩れしているという。
温暖化と不作に、疫病蔓延。缶詰一つの値段んを見だけでも、皮肉な現実が目の前に余りる。でも、受け手が勝手に気候変動のせいにしてないか?
もしやと思いヒャッキンに出向き、サンマの缶詰が探し廻ったところ、とある店で見つけた。大量に買い込んだが、メードインチャイナ!やつら日本の沿岸部で獲れるだけ獲って商売にしている。