Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

アベノママデス(ガスー)

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 「フダショヲ(札所)」「サツショ」と読んだ全国的に有名なキャスター。デイレクターに突然指摘されて慌てて取り消し、言い換えた。何たるこのだらしなさに情けなさ!英才教育を受けて一流大学を出てもこのザマだ。当方のような中卒であてっても分かること、学卒や社会人たる一般常識として「読み」はぜひマスターしておきたいところだ。

 

    そんな、こんなことは何処にでもある。例えば、「代替」を「だいたい」と読む方もいれば「だいがえ」と読みもある。また、「汎用 凡例」を「ボンヨウ」や「ボンレイ」と読む方も多い。

 

 大凡、学校教育ではなく両親や身近な人がそう読むから、子供らは小さい頃からそのことが頭に刷り込まれてしまうのだろう。だから、平気で誤った読み方を覚えてしまう。

 

    亡父は一時、役所で出納係をしていたので、当方にとって、「すいとうがかり」と読めるが、今の若者の間では「しゅつのうがかり」と読み違える人が結構多い。

 

    さて、話を続けるが、「一段落」よく「ひと安心」につられてか「ひとだんらく」と読まれがちだが、正しい読み方は、「いちだんらく」。また、「押印」と「捺印」の区別がつかない人たちも大井尚美

 

    チョット意地悪だが「早急」に読み方だ。当方はこれを「さっきゅう」と読むが世間では「そうきゅう」の読む方が圧倒的に多い。でも、この当方とて、未だかつて「時期早尚」と「時期尚早」の区別がついていない。

 

 貼付は、「ちょうふ」であって「てんぷ」とは読まない。それに、経験上、衆目を前に「重複」を「じゅうふく」と読んだり「粗利益」を「そりえき」と読んで失笑を買ったことがあった。そうした恥をかいてから「ちょうふく」や「あらりえき」といった読みがしっかりと身に着いた。

 

 問題は「他人事」だ。これを「たにんごと」と読むかに「ひとごと」と読むかによって当人の精神状態、価値観や立ち位置がよく分かる。リーマン生活が長いと、ついつい「人事」を所詮、「人事」は「ひとごと」と読んでしまうのは、勤め人の嵯峨だ。こうしたことが慣習や慣例となって体に染みついて、潜在意識に植え込まれると、中々元に戻せない。

 

 最後に、アベノミクス「アベノマスク」そして最後には「アベノママダス」こんな韻を踏んだ音頭取りのような言葉が世に氾濫すると、何が本当で何が偽物かが混乱してくる。彼らの刷り込み、演出は想像以上に手が込んでいる。