Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

望郷挽歌

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 タイトルは北原ミレイの「石狩挽歌」を捩って、細川たかしの「望郷酒場」にしようとしたんだが、悩んだ挙句に今日はこのタイトルとしてみた佳子。

 

 三木たかし阿久悠に浜圭介は日本の歌謡界に一世一代の大仕事をしてくれた。テレサ・テンの楽曲に限らず、ちあきなおみなど心に染み入る大衆向けの歌を残してくれた。それにしても、テレサテンの曲に「カノン(輪唱)」あるとは、それに「石狩挽歌」の出だしが「ソーラン節」を基にしているとは驚き、桃の木、山椒の木。実情実態やウラ真実を知れば知るほど御大が云うほど歴史は興味深くなる。これぞ、ヒストリアる。

 

 当方も含めてご高齢の方は、この時期のお出かけやお買い物は、24時間営業のスーパーかコンビニで用を済ませた方が賢明だ。それに運動不足を解消するには、深夜のお散歩か早朝のお散歩程度に限る。

 

  ここ一年以上も休会している駅前のスポーツ・クラブで無茶な運動をしたところで、体力もなく感染を恐れれば、恐れる程に「危険が危ない!」ので、近づかない。

 

  一念発起、最近家人のご迷惑も顧みず早朝の四時前からお散歩に出かけている。ヒグラシ蝉とコオロギの音色が夏と秋が共存するこの世界、何とも言えない季節の端境だ。

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  確実に季節は変わり、予見も出来ない、想像すらできない未来を誘う。この先の寿命も運命も不確かだが、先日、珍しく亡母がお蚕さんをもって夢枕に立った。「ダンゴ」が喰いたいという。「何処へ買いに行けば?」と聞くと、甲府市内の和菓子老舗店の「市松」か「東月」だという。

 

「どっちも倒産したり、火事で焼失して店は、ない・・!」と伝えると、突然、娘らしき女性が、いきなり登場してきて、「それなら、ヤマガタ座」か松本市内の老舗「翁堂」にあるという。翌朝、懸命に「焼き団子」を求め、汗だくになりながら域内を奔走し、やっとの思いで仏前にお供物として捧げた。

 

 やっぱり、お袋は当方が旧盆に帰省してくることを、心待ちにして愉しみに待っていたのかも知れない。でも、こんな情況でこそ、買い物も病院に行くことさえ憚れる。

そのうえ、先月、産まれたばかりの孫の顔は写真では見たが、実物はまだ見ても抱いてもいない、のだ功

 

  事情ご賢察頂きたいと願うも、それも我慢できずに、また、であがったな・・夢枕に!

 

 「カアチャン、すまねえ~!ユるしてくりょーし(せっや)!!」