Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

シニアターゲット

f:id:koushuya:20200125000416j:plain

    設備投資、生産に消費が循環しなけば、何としても景気は良くならない。つまり消費が伸びなければ好景気は訪れない。もっと言えば、今や消費税が10%、仮の話だが消費を10%伸ばすには、消費税を完全廃止にすれば景気は必ずや上向く。

 

    社会福祉や教育に子育ての財源を消費税に頼らずどこに求めるかといった財政上の問題も残る。ではあるが、広島で候補者一人に1.5億円もの選挙資金を自民党はポンと供与することが出来るのだから、よほど政治の世界は美味しと思われても仕方がない。

 

    いまや、最近の若者は呑み会どころか、麻雀、パチンコに賭け事には一切興味を示さない。専ら興味はネットやゲームに没頭している。それに笑いが軽薄で目が少しも笑っていない笑福亭鶴瓶の嫌気が差すような「買わないという選択肢はない!」とは笑止千万。近くの宝くじ窓口の叔母ちゃんも日宝販からの圧力で購入をしつこく進める。JRAの中央競馬会コマーシャルにボートレースや競輪にオートレース等の宣伝がメジロ押しだ。

 

    なぜにこれほどまでにTV・CMなどで「賭け事」を煽るのか?それは、かねて赤鉛筆を耳に挟みながら競馬新聞を読んでいるおっちゃんらのマーケットが縮小しているからだ。故に胴元としては若者の射幸心を煽るようなテラ銭稼ぎのキャンペーンや宣伝がやたらと多くなる。

 

    このように、少子高齢化を背景にどのマーケットも市場規模が縮小して、店舗縮小や効率化が進捗している。例えば、コンビニのおでん鍋は撤去され、具が選別できずに顧客が選べないようなセット販売をし始め、「いきなりステーキ」、「ファミレス」、「コンビニ」も整理統合が進んでいる。加えて、後日に話題を譲るが、目先を追ったデジタルマネーの「オリヅル」も「メリカルペイ」に吸収されるなど合従連衡が進んでいる。それを血眼に追っかける銀行系参加ののシステム会社や事務開発部門も大変だろう。なにせ担当役員さえもこの先の展開が全く読めていない。亥年は当に終わったというのに相変わらずの猪突猛進。

 

    そこで、狙われたの出したのがシニア世代だ。スーパーはお年寄りを店に呼び出すべく売り場を縮小して、「憩い喫茶コーナー」を拡大したり、スポーツジムでもシニア割引を拡大して会員数の維持拡大を狙っている。

 

   なにせ、一番、金と財産を持ていて、定期的に年金を受給している高齢者は狙いの的だ。JR九州の豪華列車「ななつぼし」、東日本の「じパンんぐ倶楽部」に高齢者向けのだまし金融商品に、健康食品業界と、携帯電話のスマホ切替・料金プランも、駅前の整体屋やマッサージ店も、加えて特殊詐欺も全て、ハエがたかるように高齢者の財布を狙っている。

 

   ガキや若者の小遣いを狙っていては儲けも少ないし、効率も悪い。だからこうしたシニア向けのビジネスがお盛んなのだ。そこの先達にご同輩、甘い言葉にお誘いには十分気を付けた方がよろし~おまっせ。何十年も働いて、生活を切り詰めて蓄えたなけなしの財産を一瞬にして失いかねないので、くれぐれもご用心あれ!