Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

男のコダワリは安物の買いの銭失いか?

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 性格、持論、小道具、愛着、収集癖など、とかくこの世に男なる動物はコダワリに拘る。物のない時代に育ったせいなのか、当方もその域にもれず、モノには結構こだわる。それが嫌味になることもあり、周囲から嫌われたり、敬遠されるのはそのせいなのかもしれない。

 

 好きな趣味、ランニング、山登りに自転車(バイク)、それに加えてお茶け。今日はその一つ当方の山登りのアイテムのほんの一部を御紹介しよう。今やヤフオクやアマゾンを見ながら収集してしまうが、直接店に行って買い求めるものもある。例えば靴、スノーシューやザックなどは、サイズ、履き心地や背中のアタリなど微妙なところがあるのでネットでの注文は一切しない。

 

    でも、今日ご紹介の道具は山登りのネットでもお買い求めいただける必需品だ。エイト環、スリング、ザイルは岩登りに欠かせない必要のモノだし、プロトレックの腕時計も高度や天気による気圧の変化、それに自分の位置を知るにはこれほど便利なものもない。

 

    それに小道具付きナイフやコッフェル、ストーブ、ストックなども緊急のビバークに備えて必要なものばかりだ。登山には、あらゆることを想定して道具を揃えるから、サバイバル用にコンパクトで機能が十分なモノが必要なのだ。だから必然的に山の登りには荷物が多くなる。そこらへんのおばちゃんやお年寄りがお気軽に、軽装でハイキンに出かけるが、これが一番危ない。

 

    とくに天気の急変に備えての雨具は、どんなに天気が良くても絶対に必要だ。雨に限らず気温低下時には、低体温症にも防寒にも夜露を凌げるから必需だ。そんなことをお構いなしに素人が山に入るのだけは止めて欲しい。それに山の中を「トレイルラン」とかいって、ランニングシャツ一枚の裸同然で走り回る馬鹿どもに、マウンテンバイクで山道を疾走する不届き者、いずれ山神さまの怒りをかって、そのうちコイツラは地獄に堕ちるだろう。と、いつも願っている。

 

    でも、こうして溜めた道具類が物置やトランクルームが自分のモノでいっぱいになるのだが、地震、緊急時や災害時にはこれが役に立つ。その代表格はツエルト(テント)、非常食が最たるものだ、そのうえ我が家には常時36ℓのミネラルワーターと簡易トイレが常時用意してある。つまり、電気、ガス、水道がいつ止まっても非常用電源装置の灯りの下に何も不自由はしないのだ。これが功を奏し実際に東日本大震災時には鉄壁の守りだった。

 

    ハミング・バード氏がいう、これこそが「自分の身は自分で守る」掟なのだ。だからこそ、新品や中古であっても道具は、機能性に優れたブランドや銘品に限るのだ。

 

 無印良品やドンキの安物ではまず命は守れない。そんな当方自身が三流品の一番の安モノなのかもしれない。