Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

■あんたの情報丸裸!!

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 各都道府県は迷惑行為防止条例とかいって、プライベートにおける盗撮行為を取り締まりを強化している。でも、公安なぞはその比でなく、徹底的に個人の特定や足取りをマークする。今やNシステムはもとより、バスや新幹線の中にまで監視カメラが設置され、買った駅弁までもが特定できる。

 

     指紋、静脈や彩光どころこか顔認証によっても特定個人の行動がつぶさに捕捉される。例えば、スマホ一台からその人がいつどこで、何をしたのかもが分かってしまう。それは機能なかにプラベートログなるものが搭載されているからだ。これによって、勤務先、交友関係や宿泊先、自宅までもが特定できるという。

 

     だから、盗撮なぞ朝飯前のお話で、法規制の以前にデジタル化は猛スピードで進化している。住居や宿泊施設の客室での盗撮は勿論のこと、トイレ、お風呂、更衣室など、裸や下着姿でいるような場所は危険が危ない。それに教室、事務所、タクシー車内に加え、カラオケボックスインターネットカフェの個室などの「不特定または多数」が利用する場所も注意した方がいい。

 

 また、スマホに搭載されているデータ通信機能を悪用して、周囲の人にわいせつな画像を送り付ける犯罪行為も日常茶飲み事だ。それにもっと、恐ろしのは書店やスーパー、百貨店などが万引き防止のために常習犯を顔認証し、DBで共有化し「お尋ね者」として特定個人を店側がホールドしていることだ。これは民間事業者の私的なネットワークだから公権力や法規制が及ばない。つまり、本人が知らず知らずのうちに「前科」がつき、それはネット上のことだから、完全には消去できずに時効もない。そのうえ拡散される虞もある。

 

 そんなこんなで、ある日突然に何の覚えもなく、監視カメラデータや音声記録によって警察に連行されることも想定される。いまやクレカ番号やID、パスは駄々洩れの状態。SNSに始まり、ブログやメールのやり取りだけで、素人でも特定個人の行動が捕捉できる時代。古本、名簿屋から入手した同窓会名簿で追っかけするアナログ手法は今や古典的。

 

 どうやら、余計な情報は発信せず、慣れない機器は扱わず、じっと「庵」で読書三昧に耽っている方が賢明のようだ。

 

 年寄りが下手に情報機器やパソコンに手を出せば、要らぬ過去やプロフィールも世間に「出じたる」。