Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

つまらぬ舞台裏

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      粗製乱造!サスペンスドラマの旅館やホテルも、老舗も飲食店の名物「おりょーり(お料理)」も全~んぶ、うっそ!!正直いって良くない上にマズイのだ。

 

    番組の製作コストを引き下げるためには、なりふり構わないのはどの業界も常だ。裏の裏は良く読んだ方がいい、台風で千葉県市川市のゴルフ練習場で倒壊した鉄骨撤去も無償でとの名乗りをあげた都内の旧国立競技場解体に一役買った「専門業者:フジムラ」も想像以上の企業イメージアップ。今でも全国各地から引き合い満載!さすが、こういう観点から仕事をすると、将来の売り上げ増につながる上手いパブリシテイだよ。同社は、しばしこの先の経営も安泰だろうな。

 

 時に、当方も毎朝午前3時過ぎには早朝散歩に出かけるが、コンビニ店員は異色人種ばかり、朝早くのエスカレーター起動とメンテは70歳過ぎの初老の国産警備員が隣駅からのやってきてのオシゴト。この国は日本なのかと目を疑いたくもなる。こうした国内の労働問題は深刻だ。この問題に限らず、どうも、最近の世の中、いまさらではあるが裏の裏の世界は見るからにヒドイ、これが過酷で非情な現実なのだ。そんなことをよそに総理大臣主催のお花見問題とて、菅官房長官安倍総理バチバチの骨肉抗争が見え隠れする。

 

    話しは戻るが、TVドラマやバラエテイでの食い物番組のお店紹介も食べ物めぐり。三流タレントを使い1クールに一回だけ有名人を登場させ、これで視聴率を確保する。お薦め、逸品料理の紹介も、路線バスの旅での出演者の飲食、宿泊費もゼ~んぶ、ただ!で「中身は殆ど嘘っぱち」。費用は全てお店やホテルもち。これでお店のPR効果と番組制作費がバーターとなって、製作側はほとんどお金がかからない仕組み。こうしたツマラない番組作りをしているから視聴率は堕ちる一途だ。

 

   サスペンスドラマも同じで「西村京太郎の・・・」もご当地ドラマもほとんどがその類、出演者や製作スタッフの宿賃から食事代まで全て旅館やホテル持ちでは提供側も溜まったモノではない。

 

   今日は最後に、面白いお話を添えておこう。これ、山陰へのトラベルツアーで聴いたガイドのお話。「萩の窯元の若主人が・・」、「津和野の旅館の若女将とお付き合い」、「昵懇となったがこの旦那が愛情のもつれから若女将を殺め、殺人犯に堕ちる」、殺害実行は島根、鳥取県境を越えて、遺体は必ずといっていい程、津和野の鯉が泳ぐ水路で発見。このシナリオは定番のようで、オチが面白い!

 

   このガイド曰く「毎年、萩の若旦那が津和野で殺人をするものだから、津和野の人口が毎年減っている」、「これにはさすがに困っている」のだと!このご案内に過疎、人口減少に悩む地方都市の現状を笑うに笑えなかったが、こうした笑いこそが人の心を掴む!!