Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

「とかくメダカは群れたがる」の理

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 中学生時代の数学の因数分解のお勉強、「共通項は( )で括れ!」といったことを教わった。なんとなく教え方が良かったせいかこの分野ではずば抜けた成績を残した。ここから、当方の頭の中にはこの方程式がこの歳になっても渦巻いている。

 

 さて、みなさん「この共通項」を意識したことがあるだろうか?不正を犯す人間、罪を犯す人間、この手の人間は学歴、経験、実績に拘わらず同じ姿勢を見せる。それも見抜けずに、一般国民は簡単に騙されてしまう。日本人はいともたやすく思想、思考や志向、指向をコントロールできてしまう。簡単に言えば「おばかさん!」が多いのだ。

 

 過去の犯罪をみても、聴力を失った孤高の作曲家:佐村河内なる男に、国営放送さえも簡単に騙され特番までも制作した。ここまで見抜けた一般国民は何人いただろうか?やはり、スキャンダルは決まって「文春」、「新潮」や「フォーカス」、「フライデー」等にスクープされるのかといつも疑問に思う。シナリオや展開、筋書きがあって、いったん沈静化したら、事件後に再び、彼らをエサにして購読数を伸ばす。つまり、事件の真相小出しに暴露しながら、追っかけネタで飯を喰い繋ぐ。そうでもしなければ、今の時代、出版業界など持つはずもない。したたかなりマスゴミ!!

 

 ところで、この因数分解の( )が怪しいのだ。飲み仲間、登山仲間にお友達にママ友、いずれも群れるのには、共通項があって同じ価値観や肌が合う、とかいうが実はこれが間違いのもと。同じ雰囲気や気分で寄り添うのは錯覚で、お伴が勝手にこちら側にいると勘違いしているだけ。お仲間と思っているのはご当人だけなのだ。前述のマスゴミも同業者(お仲間同士)であるが、いつも他社をすっぱ抜こうと虎視眈々と機を覗っている。

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 お仲間が多いと、多勢に無勢で何となく気心が知れたような気分になって、親友、良馬、竹馬の友や昵懇の仲といったフレーズを恥ずかしもなく口にする。そうしたオヒトは「おひとりさま」が故にお仲間関係に飢える。それにエゴイストが多いと感じるのは当方だけか。

 

 この種の人間は、お仲間がいないと生きられないのだ。群れないと生きられない種族や人種なのかも知れない。困るのは当のご本人が、そのことに全く気が付いていないから始末に悪い。

 

 散々、今日は悪態をついたがこれって、当方自身の天ツバもののお話だったかも知れない。