一年前の明日~。何気になく受けた健康診断。胃カメラを飲んで受診後、読影医師に呼び止められた。
「多分、経験上、がんだと九分九厘間違いありません」と言われたのが、思いもよらぬ、唐突な大事の始まり。
今日を迎えられるとは夢にだにしていなかったが、今日もダイタケサンながと神社に参詣。その後例年通り牧丘町倉科に馴染みの果樹農家に🍇の全国に御手配。
何もなかったように、1年がすぎ、ここに生きていることが、不思議で有り難い。
帰宅後、弟夫婦が夕げをさそってくれた。何時になく優しくて思いやりを感じる。
昨年6月に下宿先にいた、芳文君を突然の死により、亡くした。そして今や、甥っ子が急性白血病で二度目の入院。まだ未婚の新入社員で、これからが夢もあると言うのに。
災厄回避も病気平癒を祈願してきたが、そんな人生がある一方で当方存在そのものを不可思議に感じる。
先週も、大事な先輩を心筋梗塞でなくした。家族や周囲が予見、予断できないご不幸はもうご勘弁して戴きたい!
明日は厳密にいえば本日は昔ながらの相棒と巨峰の丘マラソンだ。来年もご一緒できるのだろうか?彼も家族に多くのご不幸を抱えていても、そのことは余り口にしない。
思いのある人ほど言葉は少なく、寡黙だ。口の多い人ほど軽薄と指摘する向きも多いが、能弁な人ほど淋しがり屋なのだ。