Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

環境汚染と量り売り

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 東日本大震災時に起きた福一原発事故、放射能の飛散は、関東はおろか遠く長野、新潟や静岡にまで及んだ。当然に利根川水系はもとより、その影響は、荒川、江戸川、多摩川富士川信濃川にまで及んだ。当然、ここを水源として取水しこれらを飲料水として利用していた住民がほとんどだった。

 

 原発事故により、一挙にこれらの河川が放射能で汚染された。成人、子供をはじめ一番困ったのは乳幼児が口にする母乳や粉ミルクだった。母親はアカチャンのために授乳を差し控えた。それはそれで理のある行動だったが、困ったのが粉ミルクを溶かす水だった。同僚の若手社員にも数多くの乳幼児を抱えた所帯があった。

 

 でも、上記河川から取水した浄水場放射能汚染されていることが判明した以上、迂闊に水道水を使って粉ミルクは溶かせない。そこで部署の全員に指示して品薄のミネラルウォーターを求めて、社員総動員で彼らのためにスーパーやコンビニを奔走して、やっとの思いで相応のボトルを手に入れたことを思い出す。

 

 さて、ここからが本題。世界中でプラゴミが蔓延し、深海魚の内臓からもマイクロチップが発見されている。地球温暖化も含め地球の自然環境は今やもとに復元できない危機的状況にある。米国の一部空港ではペットボトル入りの飲料水の販売を全面禁止としたが、時すでにオソシ。もっとも人命にかかる恐怖的問題は、普段、口にしている水道水の中にも気付かぬうちにマイクロチップが存在していることだ。

 

 レジ袋にはじまりペットボトルにビニールやプラ製品。昔は、おにぎりや刺身などはキョウギや熊笹に包んでいたものだが、いまや容易にレジ袋やポリ袋を利用する。昔を知る方ならご存じだろうが、包装が無い時代は醤油、酒、油、それに豆腐やかき氷を買うには一升瓶や鍋、釜を持参して買い求めたものだ。

 

 だから、ゴミらしいゴミも出なかったし、河川の汚れもなかった。それが今はどうだろう、いつの間にか周囲はともかく、老若に限らず知らぬ間に「ゴミ」のマイクロチップが体内に蓄積されている。人類にとって初めての経験でもある。その健康被害については医学的にも、科学的にも検証されていない。

 

 タピオカの喰い過ぎで健康被害が顕在化したとの報道もあったが、マイクロチップによる健康被害は未だ表面化しない。それだけに不気味だ。この先、少なくとも奇形児の発症、悪性腫瘍やガンも多発するのは目に見えている。

 

   いま、我々にできる環境保全、生活、健康防衛といえば、ペットボトルのミネラルウォーターは利用せず、高性能な浄水器を通してのみの飲料水を飲用に使うしかない。

 

 最後に余談だが、北方領土四島の島周辺には、汚物が浮かび港湾はゴミだらけで強烈な異臭が漂い、とても今の日本では考えられない日常があるという。環境問題をなおざりにすると、一気に人が棲めない世界が拡がってしまう。