Koushuyaの徒然日記・オフィシャルブログ

多くの方々からブログ再開のご要望をいただき、甲州屋徳兵衛ここに再び見参。さてさて、今後どのような展開になりますやら。。

キモ、ヒドに体調不良

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    いつまでも雨降り、ナツはどうした?これだけ、梅雨寒が続くと、さすがに影響は大きい。昨年までは好天により渇水が続き、そんな中、集中豪雨によって一部地域では大きな被害も出た。ただ、今年はいつ果てるかも分からないようなババアの小便みたいな五月雨が続くと流石に閉口する。

 

 でも、これも身勝手だ。人間とて動植物の一種として大きな自然の輪廻の中で生かされている。当然にして日常生活が時に天候や、災害に見舞われたとて不思議なことではない。

 

    渇水になれば雨を欲しがり、猛暑と云っては涼しさを求め、さらに寒波と云っては暖を求める。それは、全てお天道さまが決めること。人間とてそんな自然のなかの生き物でそのお仕組みのなかで殺生与奪があるのだ。

 

   この長雨、低温で野菜農家や果樹農家は大打撃だ。七月の秋田県の日照時間が一日9時間に比べ、ここ東京八王子の日照時間は一日30分にも満たない。これでは野菜も果樹も育たない。先日も毎年楽しみにしている「北海道の旬のアスパラ」や「地元の甲州桃」も、降雨量不足や雹害などもあって、生育はおろか実も小さく甘味不足で商品にはならないという。

 

   お中元のご挨拶で、毎年、あてにしていたが今年は法外な異常天気でモノにならないらしい。それほど人の生活は思った以上に天候など自然環境に左右される。夏だというのに閑散としたプール、海水浴客、人手の出ない夏祭りに、売れない生ビールやサマーストック。

 

   まあね。人生と同じで、こんな雨降り、冷夏の年もたまにはあろう。それこそこれは人間のわがままで「夏は暑くて、水不足」が頭のなかに固定観念としてあるようだ。それに夏を相手に商売する人や企業も多い。「夏は暑く、冬は寒い」そういった当たり前の季節変動が毎年あるとは限らない。当方の人生と同じく「辿り着いたらいつも雨降り」なんていうのは、毎度のことだ。

 

   暖冬もあれば冷夏もある、天を怨み、飢饉に飢え、日照りに雨乞いをしたかと思うと、今度は長雨と低温や日照不足を怨む。それほど人間は強欲で傲慢なのだ。でも、その一面、野菜や果樹は長雨で収穫量は減っているが、キャベツや大根、それに「キノコ類」は生育がよく売れているらしい。妙なことに「扇風機」の売り上げも異常に伸びているらしい。

 

  ジメジメ「シメじめ」した環境で発育の良い「キノコ」、天日干しが出来ない「干物」や「洗濯モノ」対策に売れる扇風機。まあ、こうみてみると、人間様は身勝手だわなあ・・・。しばし、この天気と同じく我が家の「梅雨」も当分明けそうにない。